江川邸 春の内庭公開4/26 新緑の内庭 | 梓慕情の眼仁奈釣り日記、お散歩日記

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伊豆半島の沖磯で眼仁奈釣りをしてます。
城、神社仏閣、史跡名勝巡りしてます。

静岡県伊豆の国市韮山にある江川邸では、
4月26日〜5月11日まで春の内庭特別公開中です。
GW初日に行って来ました。


江川邸入口

枡形
幕末、農兵の訓練場


表門
表門から玄関は少しズレて配置。
襲撃時に矢が真正面に当たらないようにするため、別名矢食い門とも言われてます。
門戸が閉まっている時は、木戸から医者が入ることから薬医門とも言われてます。


玄関
江川家当主や籠に乗った格式の高い人物のみが使用。


竹林

名前が分からないけど蝶が花の蜜を吸っていました。

役所跡




主屋
釘を一本も使わない小屋組み。

生き柱

毎年4月、パン祖のパンまつりの時だけ竈に火が入りパンを焼きます。

今年4月12日に、パン祖のパンまつり開催されました。


常設展示




塾の間
幕末、歴史に名を残す志士が学びました。
門下生には、佐久間象山、大鳥圭介、橋本左内、桂小五郎、大山巌らが学びました。

今回初公開された、企画展の一部。
江川英龍公逝去書類


江川英龍公容体書


4月17日の静岡新聞朝刊





毎年、春と秋の期間限定で普段見る事が出来ない内庭が特別公開されます。




韮山竹
数十本に一本の割合で生えています。



黄色の菖蒲が咲いています。









春の内庭は青モミジや新緑の草木、色とりどりの花が咲いています。
5月11日までの公開なので、見学に来て下さい。

通常の見学コース

西蔵


南米蔵・北米蔵
中に入ると所蔵品が展示されています。

武器庫


井戸

竹垣
竹垣補修プロジェクトで来邸記念にメッセージなどを300円で記入する事が出来ます。
旅の思い出にいかがですか。


パン祖の碑

裏門

江川家
清和源氏の流れをくみ、源満仲の二男宇野頼親が家祖。
源頼朝の平家打倒の挙兵に参戦。
江川庄を賜わります。
鎌倉・室町と伊豆の豪族として地盤を固め、江川姓になります。
戦国時代は、小田原北条氏に仕えます。
小田原北条氏滅亡後は、徳川家康に仕えます。
以後、明治維新まで代官を勤めます。
現在は42代当主と続く名家です。
(初代から男系男子が家督を継いてます)

中でも有名なのは、36代当主の英龍。
江戸時代末期、幕臣で伊豆韮山代官。
幕末、黒船来航により開国を迫られ慌てる幕府。
東京湾に台場を築いたり大砲製造のため韮山に反射炉を築きます。
韮山塾を開き、佐久間象山・大鳥圭介・橋本左内・桂小五郎などが学びました。
パンを焼き、パン祖と呼ばれてます。
*毎年4月に、パン祭りがあります。


江川邸ホームページ

江川邸・韮山反射炉のセット券を購入するのを勧めます。


世界遺産 韮山反射炉だけを見学して帰るのは勿体ないので、お台場・韮山反射炉を造った江川英龍の生家である江川邸も見学して下さい。


世界遺産韮山反射炉の隣りにある、蔵屋鳴沢では茶摘み体験が出来ます。

新茶の季節なので、茶摘み衣装が着用出来ます。



蔵屋鳴沢ホームページ