曹洞宗 保寿院 アッツ観音 玉砕のアッツ島 | 梓慕情の眼仁奈釣り日記、お散歩日記

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伊豆半島の沖磯で眼仁奈釣りをしてます。
城、神社仏閣、史跡名勝巡りしてます。

道の駅 甲斐大和から笹子を越えて、郡内へ進軍。
何度か通った時に、気になってた文字が…
その文字とは、アッツ・・・・と書いてありました。
もしかして、アッツって…
やはりそうでした…
日本軍最初の玉砕した、アッツ島。
アッツ島とは、アリューシャン列島に属しニア諸島にある島です。

大東亜戦争が開戦後、アメリカとソ連の連携を遮断するため北方部隊を派遣。
序盤は日本軍が、アッツ島・キスカ島を占領し勝利します。
その後、アメリカ軍の反撃にあいアッツ島守備兵の玉砕、キスカ島撤退により敗北。

*アリューシャン列島、アメリカのアラスカ半島から、ロシアのカムチャッカ半島にかけて1930キロメートルに弧状に連なる列島。
画像は、借りました。


*ニア諸島、アメリカ領の一番西に属します。赤点がアッツ島。


曹洞宗 岩生山 保寿院

日本陸軍 山崎保代大佐の生家。
アッツ島2650名の守備兵の先頭に立ち、右手に軍刀、左手に日の丸を掲げアメリカ軍に突撃。
被弾し倒れるも、立ち上がりアメリカ軍に迫るも命尽きる。享年51歳。死後、陸軍中将に。

本堂


鐘楼









刃も凍る北海の
御楯と立ちて二千余士
精鋭挙がるアッツ島
山崎大佐指揮をとる
山崎大佐指揮をとる

時これ五月十二日
暁こむる霧深く
突如と襲う敵二万
南に邀え北に撃つ
南に邀え北に撃つ

陸海敵の猛攻に
我が反撃は火を吐けど
巨弾は落ちて地を抉り
山容ために改まる
山容ために改まる

血戦死斗十八夜
烈々の士気天を衝き
敵六千は屠れども
我また多く喪えり
我また多く喪えり

火砲はすべて推け飛び
僅かに銃剣手榴弾
寄せ来敵と相撃ちて
血潮は花と雪を染む
血潮は花と雪を染む

一兵の援一弾の
補給を乞わず敵情を
電波に託す二千粁
波濤に映る星寒し
波濤に映る星寒し

折柄拝す大御言
生死問わぬ益良雄が
ただ感激の涙呑む
降りしく敵の弾丸の中
降りしく敵の弾丸の中

他に策なきにあらねども
武名はやわか穢すべき
傷病兵は自決して
魂魄ともに戦えり
魂魄ともに戦えり

残れる勇士百有余
遥かに皇居伏し拝み
敢然鬨と諸共に
敵主力へと玉砕す
敵主力へと玉砕す

ああ皇軍の神髄に
久遠の大義生かしたる
忠魂のあと受け継ぎて
撃ちてし止まん醜の敵
撃ちてし止まを醜の敵


アッツ観音
富士山を背にしています。
昭和29年、父親によりアッツ観音が建立。


アッツ島の方角に、観音様が向いています。

石碑



忙しい中、対応してもらい少しだけど話しも聞くことも出来ました。
まさか、日本軍最初の玉砕した関係の所とは知らなかったです。
最後に涙が流れるとは…




                                完