私、荷台に乗ってます。
ひゃ~っ楽しい~
父)『ワシが死ぬまでには、
山の境をオマエに見といてもらいたいんじゃ。』
私) ・・・・。
望みどおり、私は荷台でゆられ山に向かっています。
フジの花が咲いてた山。
竹林。
大きな木がある山。
ちょっと聞いただけでは覚えられないので
父ちゃんは印をつけてくれました。
山歩きの途中、
母に『しきび』を取ってかえるのも忘れない。
父ちゃんは、ほんとに優しいね。
せつない山行き。
どうぞ長生きしてください。