今日、高校の歯科検診の途中、一人の生徒が保健室に先生を呼びに来た❗「生徒が一人倒れて意識が朦朧としています。もう少しでなくなりそうです!」
保健の先生「えっ!?早く救急車呼んで!」
僕も、現場に見に行った。幸い呼び掛けには反応して、意識はあるみたいでひと安心❗でも、脈は弱く、顔面蒼白、動脈内酸素飽和度は96%
とりあえず、バイタルは低いなりに安定してるけど貧血で倒れたことは明らかだった。
倒れた拍子に頭を机の角にぶつけたとのことだったので念のため救急車を呼んで貰い、親にも連絡して、近くの病院に救急搬送。
でも中々親が捕まらない。先生の話だと、母親は他所の男と遊びまくって連日家にも帰らず、とりあえず、生活費は入れて、兄弟だけでアパート暮らしだとの事。
これは、立派な育児放棄だ!虐待だ!例え、高校生と言えど。
倒れた生徒は万年貧血ぎみで、何度か倒れるまでいかないまでも、目の前が真っ暗になったり、ふらついたりしたことがあったと言う。
しかも今回は、授業の実習中に指導の先生から、説教を受けたいる最中に倒れたみたいで、回りに駆けつけた他の先生も、何をどうしたらいいのかわからずあたふたするばかり。
仕方ないので僕と、保健の先生で対応に当たり、指示をだし、その場は事なきを得た。
マニュアルでは、倒れた人に対する対処法はわかっていても、いざ現実に目の前で起きたら困惑して何もできないのはわかるけど…
その生徒に異常がなかったから良かった…
もっと迅速な連携と対応が必要だと保健の先生は言っていた。
そんなこと言われても、多分、場数踏まなきゃ無理だと思う。
今日のちょっとしたエピソード。
僕が与えられた試練だったのかな?