断酒半年を過ぎた辺りから本格的に離脱症状、大量の汗、手の震え等が、収まってきて、仕事にも集中して、前向きに取り組めるようになった。抹消の神経もビタミン剤のお陰で、少しずつ感覚が戻ってきた。
少しずつ、仕事を再開して、起動に乗り始めた今日この頃。
だけど、そんな中で、まだ僕の中にいた、本当の悪い自分が顔を出す。

「人から評価されたい」
「思い通りにならないと気にくわない」
「何様?俺様迄は行かなくても少なからず高慢な態度」
それとは逆に「自分が今の仕事に向いてないのではと自己否定」
「社会の役に立っているのかという自己嫌悪」「自分が周りからどのような評価を受けているか世間体が気になる。」
「少し、素面な時間を貰ったお陰で自分の、汚さ、ずるさ、損得勘定でしか動いてなかった非人道的な考え方」「すぐ快楽の方向に逃げたがる」悪習慣、マイナス思考癖…

これまで特別意識していなかった事が、次々と思い出される。それらを正直に話して共感して貰いたいが為にAAミーティングに日々参加して毒をはく。そうすることで、飲まない時間を飲まない仲間と共有することで、余り無理なくここまで、断酒を継続してこれた。
やっと、AAミーティングに参加することが、身に付いてきて生活の一部になりかけて、顔見知りの仲間も増えて、楽しみになってきたのに。
ここまで夢中でミーティングに参加してきて、少し疲れてきてるのかもしれない。無意識に無理をしていたのかもしれない。

成人病院入院中の仲間に、「天気も悪いし寒いのに何でミーティングに行くの?そんなに楽しいところなの?」と訪ねてきたフランス人がいて、その時は、答えを出すことが出来なかった。
でも今なら、「医者でも治せない」「特効薬もない」「自分が変わらなければ何も前に向かえない」「最もらしい言い訳を考えて快楽の方向に流される」その考えを押さえるために…だからその為に行くんだよ。って答えられる。相手を変えることなんて事はできないけど、自分を変えることはそんなに難しいことじゃないと思っていた。だけど、それこそが一番難しい事だって今さらながら気がついた…
他人の事はわからなくて当たり前❗でもその前に自分の事が自分で解っていない事に改めて気づかされる
でも、少し「燃え付き症候群の入り口」に入っているのかもしれない。パワーがもらえない、気持ちが晴れやかにならない。だからといってミーティングをサボるつもりにはなれない。なぜなら、ミーティングが、基本好きだし、飲まずに今日一日を過ごすには、無理のない程度にかよい続けるしか、生き延びる方法しか今は知らないから。その中で、言いそびれたことなんかをブログに書いている。
天候の変化、愚痴、自分に本当に正直になれる場所は今は、ミーティングの他にもこのブログという場所なのかもしれない。
だから投稿し続けて周りから励まされたい、甘える相手がほしい。勇気をもらいたい。希望がもらえたい。そんな風に思う今日この頃でした。