平日は保険営業マン、土日祝はワイン×金融で人の悩み解決や人生を楽しむきっかけづくりをしているTAKAHISAです!
前回までは、『ワインって、現社会に存在するに至るまでにどんな人生を歩んできたの?』というテーマで、オールドワールドとニューワールドの国々のワインの成り立ちを全8回に分け、紹介させていただきました。
今回は少し実践的なところに触れたいなと思ったので、『ワインの味わい方』について紹介していきます。
ワインは他のお酒とは違い、すごくデリケートであるからこそ、味わい方が重要になってきます。
間違った方法で味わってしまうと、本来ワインが持っているものを阻害してしまうことになる為、そんな事にならない様に吸収いただけるといいかと思います。
①ワインではぶどうの果汁が発酵してアルコールになります。発酵しきれずに残った糖分がワインの『甘味』です。糖分をほとんどアルコールに変えたワインが辛口、糖分が残れば残るほど甘口に近づきます。
②それゆえ、基本的に甘いワインほど『アルコール度数』は低くなります。
③『酸味』はぶどうに含まれるリンゴ酸と酒石酸のことを指します。
④『タンニン』はぶどうの果皮とタネから生じるポリフェノールの一種で、渋みを表します。
⑤『ボディ』は、ワインの骨格、強さ、重厚感、感覚など、飲んだときの感触を表します。
・フルボディ → 重ため
・ミディアムボディ → 中間
・ライトボディ(ミディアムライト) → 軽め
英語ではThe”S”Stepと言い、①See(見る)、②Swirl(グラスを回す)、③Sniff and Smell(香りをかぐ)、④Sip and Swish(ひとくち口に含む、口内をワインで覆う)⑤Swallow or Spit(飲む、もしくは口から出す)という手順です。
①『見る』では、ワインの色合いや輝き、清澄度、濁りがないかも確認します。
②『グラスを回す』では、グラスを回し、粘着度を確かめます。
滴跡がしっかり残るほどアルコール度数が高い。
③『香りをかぐ』では、グラスを傾け香りをかぎます。
ぶどう本来の香りと発酵段階で生まれる香りを『アロマ』、発酵後、樽や瓶内での熟成中に生まれる香りを『ブーケ』と呼びます。
④『ひとくち口に含む、口内をワインで覆う』
⑤『飲む、もしくは口から出す』
以上がワインの味わい方の基本となる部分をご紹介しました。
是非今までやった事がないという人はワインを用意いただき、一度手順通りに味わってみるとまた格別な想いを感じられると思います。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました(^^)