このところ新舞子では昼頃から南~南東が吹き始めてオンショアのデコボコ海面の日ばかりで
なかなか完全フラットという日がありません。
今日の予報もいつもと同じく昼頃から吹く感じです。
そこでマカイまで行ってみようかと思い付きました。
昨年の冬にウインドフォイルの練習に行ったきりなので久しぶり。
内陸の川なのでよほど吹かない限りは岸に近いところはフラット水面
が期待できます。
11時頃に到着。
まだ吹き始めておらず、予想通りさざ波程度のフラット水面です。
ウインドやウイングは誰も出ておらず、SUPが数艇浮かんでるのみ。
慌ただしく道具を準備します。
後半は少し吹いてきましたが2時間ほどしっかり練習できました。
いままでは浮いたとたんにノーズが上がって止まってしまうという問題を
かなり解消できたと思います。
フットストラップを外したことで足の位置を自由に調整できますので
前足をかなり前のほうに置くと浮いたあとノーズが押さえられてボードが水平になり
連続的に飛び続けることが出来るようになります。
漕ぎ始めからポンピング中は前足を前のほうにし過ぎるとノーズが沈みやすいので
ボードのエアバルブ付近に前足を置きます。
また、前後の足幅はやや広めのほうがノーズが沈みにくいですが漕ぎやすさでいえば
足幅は狭めのほうがいい場合もあるので、ちょうどいいバランスを探ります。
そして浮き始めたら下の写真のように前足さらには後ろ足も一歩前に移動してノーズを押さえやすくします。
最初はゆっくり目に漕ぎ出して徐々に加速、ポンピングもゆっくり丁寧に始めて
漕ぎのフォームをなるべく崩さないようにだんだんに振幅、スピードを増していくようにします。
ノーズがポンと上がらないようにできるだけ水平に保ったままスピードを上げていくことで
スムーズに浮くとともに、今日は浮いた状態で6~7回くらい漕ぎながらポンプできました。
今までで最高の出来です。
ちょっと遠いマカイまで来て収穫がありました。
浮いて走り出してからもノーズが上がり気味になるとすぐに失速してドスンと落ちてしまうので
前足加重を常に意識します。
新舞子と比べて倍以上の時間がかかるのでそう頻繁には行けませんが
終日微風予報で面ツル水面が予想されるときはマカイで練習するのもいいですね。