先週末は6のウイングでオーバーになるほど吹いて海面はオンショアの風波でデコボコです。

フラットウォーターの練習にはあまり適さないコンディションですが

こういう時でもやれることは色々あります。

 

 

風上に100mほど漕ぎ上ってから下らせて加速、ポンピング。

新舞子ビーチのインサイドはアウトからのウネリが形が崩れて入ってくるので

グシャグシャの小さな波ですが、その斜面にうまくタイミングが合うと

浮いてからボードが完全に水平になりそのまま15~20mくらいグライドすることが

何回かありました。

 

 

とても波とは言えないような小さな不規則な波でもうまくタイミングが合えば

浮いて走る場面が少しずつ増えてきました。

その反面、少しでもタイミングがずれると全然浮かないのでガムシャラに漕いでも

ダメで、ゆっくり丁寧にスロースタート、そして軽く漕ぎながら一つのウネリが

自分を通過するのを待ちます。

 

 

ウネリが通過したら漕ぎを強めて加速、次にやってくるウネリの斜面に押してもらいながら

どんどん漕ぎの回転数を上げてポンピングすると楽に浮いてきます。

理屈の上ではこういうことですが、実際にはなかなか難しく、再現率がまだ全然低いです。

20回トライして1回成功するかどうかといったところ。

 

 

タイミングが合っていてもボードが左右に傾いてしまうとやはり全然浮かないので

漕ぐときに傾かないよう神経を集中、またウネリの斜面に乗ってもノーズが沈んでしまうと

加速できないので完全フラットのときよりも前後の足幅を広くとって後ろ加重をやや強めることで

ノーズが沈まないようにします。

 

 

以下の動画はSUPサーフィンのHow toですがパドルの使い方など共通する部分が

多く、丁寧な解説でとても参考になります。

 

 

次は同じシリーズで沖への漕ぎ出し方の解説。

バラクーダで風上に漕ぎ上るときもほぼ同じやり方になります。

私はそこそこの強風でもできるだけ立ったまま漕ぎ上るようにしています。

 

やってくる波の面に対して垂直に進ませる。

姿勢を低くしてパドルを前のほうに挿して漕ぐ。

強風に逆らうときはスキーのジャンプのように上体を前傾させて

風の抵抗を減らして漕ぐ。

海面のデコボコ、ウネリに対してバランスを取るためにも膝をしっかり曲げて

低い姿勢を維持する。

ような感じでやっています。