この週末はバラクーダからフットストラップを外した状態でずっと練習しました。

 

 

これまで私がやってきたような、

ポンピング抜重のときに前足でストラップを持ち上げて浮かせるやり方だと

どうしても体が起きてしまいやすく、ノーズを押さえこむことが難しい。

 

ストラップを使うと浮かせること自体は簡単になります。

そのため十分にスピードが乗ってないうちからポンと急角度で上がってしまうので

ノーズを押さえられないし、たとえ押さえ込めてもスピードが足りないので

グライドできずドスンと落ちてしまうというパターンの繰り返しでした。

初代バラクーダはボードのボリュームバランスに対してストラップを取り付ける

デルリンの位置が若干後ろ寄りらしいので、

なおさらストラップを使ってフラットウォーターをやるのは難度が高いようです。

 

 

先月のジェレミーリグスさんの練習会に参加したときに、

ストラップを使わずにボードポンピングだけで浮かせていったほうが

ボードが平行にまっすぐ走り、スピードも上がって徐々に浮いてくる

ようになるとのアドバイスがありました。

 

 

今週末は完全フラットの時間がなく、つねにデコボコ海面なのでノーストラップで

浮かせるのは始めは難しかったですが、だんだん慣れてきて浮くように

なってきました。

 

漕ぎながらポンピングしていると着水したままの状態でも急に抵抗感が小さくなる

瞬間があります。

そのときにさらにポンピングの振幅を増しつつ強く漕ぐと浮いてきます。

ストラップ無しでやると強引に持ち上げることが出来ないので

この抵抗感の変化がよく分かるようです。

 

 

先月の琵琶湖での練習会でジェレミーリグスさんのフォイリング動画をPUKAPUKAの白井さんが

facebookにアップしています。

今までに見たどのyoutube動画よりも美しいフォイリングが捉えられています。

もちろんストラップは付いてませんし、ノーズがほとんど上下動しないまま流れるように

加速、離水しています。

 

 

 

GOFOILのTOMOさんからも、

日本ではストラップを付けてる人が多いけれど、

ダウンウインドSUPフォイルの本場マウイではストラップを付けてない人が多い

という話を聞きました。

 

 

 

以前はストラップの前に足を置くことでノーストラップ練習をしていた時がありましたが、

 

 

今回ジェレミーさんの練習会でアドバイスされたことを機会に

ストラップを完全に外してしまうことにしました。

このほうがポンピング中や浮いたときなど足を置く位置を自由に調整できるので

断然こうするべきでした。

もうストラップには頼れないので是が非でもポンピング技術の向上で

どんなコンディションの海面でも浮かせていく必要があります。

とりあえず今はGT2600でノーストラップ練習を重ねてさらに慣れてきたら

P1500を併用していきます。