同じフォイルといってもウインドフォイルとウイングフォイルでは

普通はボードもフォイルも違うし、走らせるスピードも全然違うわけで

両方やろうという人はどんな道具をそろえたらいいか悩むところと思います。

 

 

私はウイングフォイルとウインドフォイルの両方をほぼ同時にやり始め、現在も平行して練習しているという

ちょっと変わった進み方をしてきたので現時点で分かってきたことを書いていこうと思います。

まだまだヒヨッ子同然の腕前ですので中、上級者には全然参考にはなりません。

あくまで私のやり方、ウイングもウインドも超低速でフワフワ浮かせるということに

特化した内容です。

 

 

 

現在使用しているフォイルはF-ONEのGravity2200とstarboardのsuper cruiser(1700)です。

 

エフワンのほうはウイング用でUSボックスタイプ、super cruiserはウインド用でディープタトルボックスタイプです。

これをそれぞれ逆にすること、つまりエフワン2200をウインドで使い、super cruiserをウイングで使うということは

できるのでしょうか。

使用するボードやライダーの体重などで違ってくると思いますが

結論から言えば、私の場合は可能でした。

 

 

 

まずボードですが、ウイングとウインド両方で使えるマルチボード(RRDポケットロケット)を選択したのは正解でした。

マルチボードの購入を検討していたころの記事はこちら。

いくつかのメーカーから出てますが共通しているのはコンパクトなサイズで

ディープタトルボックスとUSボックスのどちらのタイプのフォイルでも取り付けできるということです。

 

エフワン2200は本来はウイング用のフォイルでUSボックスタイプですが

ポケットロケットに取り付けることでウインドでもちゃんと浮かせられます。

フォイルマストの位置は私の場合はウイングのときもウインドのときもほぼ真ん中にセットして

問題なく浮いてます。

おそらく他のメーカー、例えばGO FOILなどのウイング用フォイルでもフロントウイングがデカいものなら

ポケットロケットのようなマルチボードを使えばウインドでも浮かせられると思います。

 

 

それに対してスーパークルーザーはウインド用のフォイルであり、ディープタトルなのでボードの後ろ端に着けることになります。

これでウイングでも浮くのか半信半疑でしたがやってみたら割合簡単に浮いてくれました。

ただ、エフワン2200と比べて少し強い風が必要でした。

 

USボックスのものと比べて取り付け位置がかなり後ろになるので足を置く位置も後ろになるかと思ったのですが

意外にもエフワン2200のときと同じ位置で十分でした。

 

この他にもstarboardのフロントウイング800のセットも持っています。

これは1年くらい前にウインドフォイルのエキスパートHさんから格安で譲ってもらったものですが

まだ活用できていません。

 

 

もちろんウインド用ですし、フロント面積が800しかありませんのでかなり高速で走らないと浮かないでしょう。

現在練習しているエフワン2200やスーパークルーザーでのフォイリングに慣れてきたら

この800セットでのウインドフォイル練習に進むつもりですが、

ここで気になるのが果たしてウイングでも浮くのかということです。

フロントが800という面積はウインド用としてはけっこう大きいものですが、ウイング用には小さすぎる感じがします。

 

可能だとしてもおそらくディープタトルボックスの位置で使用したのでは難しいだろうと予想しています。

ディープタトルのフォイルをUSボックスで使うためのアダプターを使って普通のウイング用フォイルのように

前の方に移動させれば浮くかもしれません。

 

実際、スーパークルーザーのときも先にウイングで浮いてからウインドでも浮くようになったので

この800の羽でも始めはウイングでチャレンジするといいのかもしれません。

 

フォイルのアダプター結構高いのですが、やはり買っておいたほうが良さそうですね。

今後ウイング専用の小さいボードを買ったときにスーパークルーザーのようなディープタトルフォイルを

使うときには絶対必要になります。