今日は、30年勤めた会社の同期会に出席した。
会は、近況を交換し合い、楽しく盛り上がり、予定の時間が足りなく思え、2次会まで急きょ設定された。私は一次会までだったが、思っていた以上に楽しく、今後も続け親交を深めたいと思わせるものだった。
1979年に新入社員として入社し、その時の同期の者は40名だった。
その同期メンバー40名で45年維持してきた。中には連絡が取れない者や物故した者もいて、実質的には30数名になった。今日はそのうちの20名ほどが参加した。
現役時代は、お互いにライバル視しつつ、泣き笑い、出世した者しなかった者、妬みや、蔑みや、綺麗事ではないいろいろなことがあった。
しかし、今では完全ノーサイド、
みんな70歳を前にして、いい人間関係になってきた。もう格好つけることや評価を気にする必要もない。
やはり熟成にはそれなりに時間がかかるものなんだろうな、と実感する。
コロナで開催は5年ぶりで、会っても一瞬誰かわからないくらい外見が変わっている者もいる。しかし、話せばすぐに全てが符合して、打ち解けて、懐かしく、楽しい。
同期という人間関係、年々価値を高めていく気がする。私の病気のことはたぶん誰も知らないが、いつか話す時がくるのだろうか。
いずれにしても、死ぬまで普通に付き合っていきたいものだ。