ビットコインETFを米SECが承認!!!
いやー、ついに来ましたね。
7年間拒否していた米SEC(証券取引委員会)がついに、ビットコインETFを承認しました。
ブラックロックやグレースケリーなど金融大手11社全部が承認された模様です!!!!
米SECのSNSがハッキングされてのご報道などありましたが、なんやかんやで正式承認となりました。
私は2016年くらいからビットコインの存在を知り、勉強し始め、その可能性に大きな衝撃を受けたのを思い出します。
ナカモトサトシが書いたとされる論文も読みました。
これまでは国家権力の信用によって、通貨の価値が担保されていましたが、ビットコインの出現によって大量の計算によってこれまでのすべてのビットコインのやり取りの正しさを証明するということで国家権力を必要としない新しい時代がくると心が躍りましたね。
自由の国、日本ではあまり感じることはありませんが、特に中国などを始め政治体制が不安定で、規制の厳しい国の人には救世主のように感じたはずです。
それが、自由の国にも派生し、国家や銀行を介さずとも個人間で価値のやりとりが自由にできる時代になってきたわけです。
2016年当時はここまで広がるとは思っていませんでしたが、後は時間をかけてどんどん社会に浸透していくものと思われます。
そもそも、投資家保護と言いながら国家権力の弱体化に相当な危機感を持っていたはずです。
ここから先は、国や税金という概念も機能しなくなるかもしれません。
冨が裕福な人だけに集中するのではない、民主的な分配方法は今後人類が模索していく必要はあると思います。
ただ、個人の生き残り戦略を考えるとするならば、搾取される国に縛られるのではなく個人として自己管理のもとに価値を保存していく、完全に自己責任の時代がやってくるように思います。
今日のビットコインETFを米SECが承認したというのは、米SECという国家権力の一部が拒絶から共存の方向に舵をきった、とても歴史的な出来事になったと思います。
その昔、機械化がすすみ始めた産業革命初期に、人々が機械に仕事を奪われるのを恐れて機械を壊していたあの時代に重なりますね。
この10年が楽しみです。
時代の変化をダイナミックに感じられるこの時代に生きる事が出来て幸せです。
今後もウォッチしていきたいですね。
私は個人的に不動産投資を進めていますが、社会全体の技術革新という意味では不動産はなかなか技術革新が浸透しにくいマニュアルの部分が大きい市場だと思っています。
だからこそ安定し、なくならないとおもっています。
自分の資産構築に関していえば、技術革新による飛躍の可能性を信じ新しい市場が生まれるものにかける部分と、
不動産のように安定して技術革新による破壊的変化がお起こりにくい市場にかける部分とを
半々くらいの割合でもっておくと、急成長と安定と両方を手にすることができるような気がしています。