近頃のひそかな松ブームの再燃で、自宅に松を鉢植えしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
我が家もあえて鉢植えで育てている赤松があります。
その他、父が残していった元々盆栽だった黒松もいただいたりと、ますます松が身近な存在になっています。
松も春になるとちゃんと新芽が出てくれます。
にょきっと葉っぱになる前に棒状に出るもの。
いわゆるみどり摘みとかいいますが、
この棒状の新芽はその「みどり」と呼ばれる部分です。
みどり摘みの時期は様々ですけど、その話は今回はさておき。
今年は新芽が出るのが早いように感じます。
松の葉をジュースやお茶にされる方はいらっしゃると思いますが、
このみどりも食べられるのです♪
わたしはこのみどりが大好物です。
(新芽ももちろんジュースにできます。ちなみにキレイな緑色は出づらいですので、緑色を楽しみたければ葉っぱを少し混ぜるといいかもしれません。)
わたしは摘みたてを軽く洗い、生でそのままいただきます。
(茶色い部分が気になる場合は優しく洗い落としてもいいですよ。しかし折れやすいです。)
特に柔らかいうちに摘んで食べると、
何とも言えない清涼感とジューシーさを味わえます。
折に出くわす苦みもエッセンスに。
その純粋な爽やかさはたちまち体内に巡ります。
思うに、松の葉自体エネルギーの宝庫ですが、
この新芽の部分は特にエネルギーが高いように思います。
限られた時にしか味わえない、贅沢なありがたさ。
みどり摘みも樹形の形成や維持の作業であったりもするので、
必要であればこのみどり摘みがてら、
消毒など薬剤が使われていない松の木がある方は、この新芽、ぜひ食べてみてください。
読者様の心身を元気にさせてくれるのでは。
...これはもう、そりゃなかなか手には入らないので、松を育てている人の特権ではないでしょうか。
自然は時のもの。
感謝✧˖°