こちらも完売
こりゃ取り寄せにも時間かかるのかなと覚悟したが
1週間後くらいに無事に届いたので良かった
メモった内容を以下にまとめておこう
・天然のインディゴ染料には、ガラガラヘビが嫌う「ピレスロイド」という成分が含まれていたため労働着として採用された説がある
・昔は寒冷地ではボロくなったデニムを断熱材や緩衝材の代わりにすべく壁と壁の隙間に押し込む習慣があった。
なので古い家の解体作業からデニムが発掘される事もしばしばある。
・アメリカではエステートセールと呼ばれる、故人の遺品を販売する催しがある
・デニムの語源はフランス語でセルジュドゥニーム(ニーム産の綾織物)
ジーパンは、終戦後に来日した米兵が穿いていたパンツ、GIパンツの略から来ている
・501というモデル名がつく以前の1850~1900年代初頭の物を炭鉱系と区分けする
・日本でTバックと呼ばれるデニムジャケットはアメリカではスプリットバックと呼ばれる
・日本人として初めてアメリカに渡ったジョン万次郎が日本にデニムを持ち込んだとされる説があるが記録は残っていない
・初めて日本人としてデニムを穿いている写真が残っているのは白洲次郎。
Lee101を穿いていると言われている。
・Leeは1926年に世界で初めてジップフライデニムを生み出した
・1904年ハドソンオーバオールカンパニー
1919年ブルーベルオーバーオールカンパニー
1936年グローブスーペリアコープと合併
1947年ラングラー
・マッカーサーはブルーベル社のチノを穿いていた
・XXはダブルエクストラヘビーの生地を表すもので1966年に生地が変更されるまで使われていた
・LEVISロットナンバー
500番台はストレート
600番台はフレアやスリムなどユニークなシルエットが多い
700番台はウィメンズライン
パッチにロットナンバーを記すスタイルはリーバイスが構築したもの
・アルファベットBはボーイズ、Zはジッパー、Sはシンプル(大戦)
・終戦後、アメリカ東部出身の兵士達はPXでリーバイスをお土産に持ち帰ったことが後に東部でLEVISが人気を獲得するきっかけになったと言われてある
・戦後は映画スターによりデニム人気が広がった
1953年ザ・ワイルドワンでマーロン・ブランドが501を着用
1955年理由なき反抗でジェームス・ディーンがLee101ライダース着用
1957年リリース、ジャイルハウスロックのジャケ写でエルヴィスプレスリーLee101ライダースジャケット着用
主演映画ラヴィンユーでは507XX着用
マリリン・モンロー701を愛用、女性人気も獲得
・1950年代後半に東海岸での販売をスタートしたことでさらに幅を広げる
1962年ホワイトリーバイスは女性やアイビーリーグと呼ばれるエリート大学生から人気
・50年代エルヴィスプレスリーによるロカビリーファッション→イギリスのロッカーズ→60年代ベトナム反戦運動ヒッピー、ベルボトム日本ではビッグジョンが流行、イギリスではモッズホワイトパンツ流行
ビートルズやローリングストーンズなどロックスターも愛用
ジョン・レノンラングラー111MJ着用
80年代アメリカではビーボーイ、ルーズフィットやケミカルウォッシュ流行
90年代グランジ、ニルバーナカートコバーン
・1975年ポパイの前身、メイドインUSAカタログ1975刊行
リーバイス501、レッドウィングアイリッシュセッター、コンバースオールスターなどが取り上げられる
1975年、シップスの前身日本初セレクトショップミウラ&サンズ渋谷店
1976年ポバイ創刊、ビームス1号店が原宿にオープン
ホットドッグプレス、ファイン、メンズノンノ、ファインボーイズ、Boon創刊
・渋カジ
ラルフローレン紺ブレボタンダウンシャツ、リーバイス501、ニューバランスM1300、ハンティングワールドバッグなど合わせる
1stや2ndの着丈の短いデニムジャケットにXXの太めのデニム、腰周りにゴローズのベルトやレザーバックというスタイルが人気
・ヴィンテージ加工世界トップクラス、「癒toRi18」倉敷市児島
・ファッションアイコン
木村拓哉ドラマ若者のすべて
浜田雅功、ハマダー
タイトなGジャンにビッグサイズのパンツを腰穿きしてゴローズやクロムハーツなどゴツめのベルトでウエスト周りを主張しつつ足元はレッドウィングアイリッシュセッター等ワークブーツが定番
・1950年代アメリカの歌手ビングクロスビーがデニムを着てホテルのチェックイン拒否される。それを聞いたリーバイスは501デニムで仕立てたデニムタキシードスーツを特注で制作しプレゼントしたという逸話がある
・2000年代、トゥルーレリジョン、ドルガバ、ディースクエアード、ディーゼルなどユーズド加工のインポートデニムが注目を集め
チープマンデイやエイプリル77などスキニーデニムがブレイク
・インポートは別名プレミアムデニムと呼ばれ
純金から作った糸を用いたりリベット部分にスワロフスキー装飾を施すなどゴージャスな作りが特徴
スキニーはロングブーツの中に入れ込むブーツインスタイルが流行
2008年リーマンショック以降ファストファッションブーム、ユニクロなど安価なデニムがポピュラーに
リジッドやブラックデニムが人気に
テーラードジャケットと合わせてオンオフ問わず穿けるデニムスタイルを提案し、脱カジュアル化をはかる
Appleの創設者スティーブ・ジョブス、Facebookのマークザッカーバーグなどスーツにネクタイというビジネススタイルではなくカットソーにジャケット、デニムパンツのジャケパンスタイル、デニムのビジネスカジュアル化
・アーキュエイトはリーバイスによる造語でアーク(弧)に由来している
赤タブはリーバイス社員が、乗馬をしている人にリーバイスの着用者がどれだけいるか調べようとしたところ遠目から全く分からなかったので目印として1936年から採用
1936~53年片面タブ、1953~73年両面タブ(レジスターマーク入)、1973年~スモールe
・国産デニムの産地といえば岡山県倉敷市児島
1960年代にビッグジョン、70~80年代にはベティスミス、ボブソンなどが人気
同時期東京ではエドウィン
80年代~90年代はレプリカブランドの台頭、エヴィス、ドゥニーム、ウェアハウスなど
・ハイブランドでは、1970年代にイヴサンローランやカルバンクラインがデニムコレクション発表
その後ジョルジオアルマーニやモスキーノ、ディーゼルなどがこぞってデニムコレクション発表
・ハイブランドデニムの牽引者はエディスリマン
2001年ディオールオム、2013年サンローラン
・カイハラは1893年に広島で創業した老舗で、国内で唯一、紡績、染色、織布、製品加工まで一貫した自社生産を行っている
・SDGsとはサスティナブルディべロップメントゴールズ、持続可能な開発目標
・日本の古着屋はアメリカ以外に東南アジアで買い付けを行っている
タイ、パキスタン、アフリカなど
近年ヨーロッパ古着がトレンドであり、イギリスやフランスを買い付けの拠点とする人も少なくない
・今アツい古着はカバーオール、工員や鉄道員が着ていたから別名エンジニアジャケット、レイルロードジャケット
首部分のチンストラップや取り外し可能なチェンジボタンなど意匠が面白い
さらに、ラングラーの1stデニムジャケットも数が減ってきている
・第一線で活躍するバイヤー栗原道彦
ミスタークリーンというヴィンテージショップを運営
・一般的にリーバイスは古いデニムはイエローステッチ、年代の浅いデニムにはオレンジステッチが使われているが、一概に正しいとはいえない
1940年代初頭まではオレンジステッチの物も多く見られる、またオレンジが日焼けしてイエローステッチに見える物もある
気になったところだけ抜粋してメモっただけでもこの情報量!