三大デニムブランドと言えば
LEVIS、Wrangler、そして今回紹介する
Lee
リー
私自身レプリカを学び始めて
LEVIS 501の変遷については理解を深める事が出来た
だがLeeについては全くの無知だ
そもそもレプリカレプリカという言葉が飛び交うが
デニム界でいうレプリカは
95%がLEVIS 501を指すと言っても過言ではないだろう
Leeのレプリカを作ってるブランドは数少ない
それもあってLeeについて理解を深める機会が少ない
なので今回は調べた事をまとめていこうと思う
時代ごとのタグの変遷とかそんな所にまでたどり着くつもりは全くないので
あくまでLeeの特徴や代表的モデル101についてを主に考えていく
LEVISがゴールドラッシュ時の炭鉱夫に人気のあったワークウェアのイメージに対して
Leeはデュードランチ時などカウボーイに愛されたイメージ
代表的モデル101はLee CowboyやLee Ridersと呼ばれる
Leeデニム最大の特徴とも言えるのが左綾で織られている事
LEVISをはじめとする主要デニムのほとんどは右綾で織られている
綾の違いが分かりやすいのはねじれる方向が逆方向な事と
また生地感にザラつきが出にくく滑らかな肌触りとなるため色落ちも対照的で
メリハリのある色落ちというよりは全体的にフェードしていく感じの印象
またLEVISといえばシュリンクトゥフィット
縮ませる事で体にフィットさせるという謳い文句だが
Leeの場合はサンフォライズド
つまりは防縮加工が施されている
他の細かな特徴といえば革パッチがベルト通せるようになってたり
物が取り出しやすいようにバックポケットが中央より外側に付いていたり
バックポケットのステッチは「レイジーS」と呼ばれ緩やかなS字を描く
(レイジーSの下部にはエヴィス同様内側にあて布がされているとか)
ピスネームは右ポケット入口左上部に縫い付けられており、ピロピロしてない
そして好みが分かれるとこですが隠しリベットがない!
LEVISでいう隠しリベットがある箇所にはバッテンでカンヌキとめされてます
他にも片耳と呼ばれる、耳の片方にだけロックミシンが施されたLeeならではの仕様もあります
あとはジッパーフライを初めて取り入れたのはLeeなので
ジップ好きには好まれるブランドかもしれない
代表作101Zはジッパー
101Bはボタンフライ仕様です
基本的な紹介は以上
次回はLee archivesという復刻ライン
LEVISでいうLVC的なのがあるのでそちらを見ていきましょう