衣食住に困らない、平和なこの場所で。高橋源一郎、長嶋有、中島たい子、一青窈、竹西寛子、山崎ナオコーラ、川上弘美との文学対談。
エッセイではいつも自分がいかにダメ人間であるかを主張している穂村さん。
書くことを生業にしている方々との対談となると、やっぱりほんとはデキる人なんだなぁと思う。
語彙力有り過ぎの人同士の対談は、私には「ちょっと何言ってるかわからない」ことばかりで、置いてきぼりをくらいました。
長嶋有さんとの対談の『詩歌は破壊、小説は構築』の項で、奥田民生のイージュー⭐ライダーの歌詞を引用していて、そこだけ少し前のめりで読んだけど、やっぱりよくわからなかった。
民生ファン歴ウン十年。
数えきれないくらい聞いてる歌なのに、歌詞の意味について深く考えたことってなかったかも。
まぁでもね。いい歌だよね。
結局、印象に残ったのは『峰不二子のスリーサイズは上から99.9 - 55.5 - 88.8 』というくだりだけ。
ほむほむの知識は多岐にわたりますね。
私には難解な一冊でした。
次はもう少し気楽に読める本にしよう。