アトピー
アトピーとはアトピー性皮膚炎のことで、
強いかゆみや湿疹などがでて、症状が良くなったり悪くなったり、
何度もぶり返したりします。
アトピーの原因
アトピーの原因は
遺伝、体質、環境、食べ物、ストレスなどといわれていますが、
原因は人それぞれ違うので特定しにくく、
1つに断定することは難しいでしょう。
食べ物が体に合わない場合、
早めに原因を知っておくことは予防にもつながりますし、
改善にもつながります。
アトピーの症状
アトピーの症状が出る場所は人それぞれ違いますが、
体や顔の皮膚以外にも、頭皮にもアトピーが起きることはあります。
アトピーの症状は
人それぞれで年齢とともに変わっていきます。
赤ちゃんのアトピー症状は、
月齢が進むごとにマシになると言われていますが、
大人になってからのアトピーは、
子供のころと比べると、なかなか治りにくいという特徴もあります。
アトピーは種類が3段階に分かれていて、
年齢に応じて、乳幼児型のアトピー性皮膚炎、
小児型アトピー性皮膚炎、成人型のアトピー性皮膚炎と分けられています。
アトピーで色素沈着について悩んでいる人もいますが、
共通した症状としては、かゆみや湿疹が主な症状です。
アトピーの症状を伴う人は、
適切な治療を受けた方が早く改善につながりますし、
症状の緩和にもつながります。
アトピーの治療方法
病院
アトピーの人は早めに病院などの医療機関へ行きましょう。
アトピー専門の外来を設けているような病院も今は増えています。
薬
アトピーの症状があまりにもひどい場合は、
ステロイドが処方されます。
ステロイドとは、副腎皮質ホルモンのことで
炎症を静める作用があります。
効果はありますが、副作用もあると言われています。
ステロイドは怖いと思って、使用を勝手にやめたりする人もいるのですが、
アトピーの治療のためには医師の指示に従って使用するようにしましょう。
漢方
アトピーの人は免疫力、自然治癒力なども弱まっていると考えられるので、
体質改善が目的で漢方薬が使われることが多いです。
漢方薬は、
自然の植物などから作られていて自然治癒力を高める働きがあります。
漢方薬は、医療機関などで処方されます。
きちんと医師の診断を受けた上で、漢方薬を使うようにしましょう。
体質に合わない漢方薬を飲んでいても
アトピーの症状は効果が現れません。
食事療法
アトピーの食事療法は、
アレルギー物質を出来るだけ食事で食べないようにすることが基本となります。
アトピーがおきにくい体質にするために
免疫力をアップ、自然治癒力がアップするような食事をします。
食事療法は、医師の指導のもとに行うといいでしょう。
化粧品、シャンプー石鹸、入浴剤
アトピー肌の人は乾燥肌ですから、
馬油やワセリン、クリームを塗るなどして、
肌の保湿に気を配るようにしましょう。
アトピー肌の人が化粧品を選ぶ際、
刺激が少ない成分の化粧品を選ぶことがポイントです。
メイク落としや洗顔フォームは、
弱酸性のものや合成界面活性剤が入っていない、無香料などを利用する。
シャンプーや石鹸を選ぶ際、
皮脂膜を必要以上に洗い流さないような成分を選ぶことがポイントでです。
入浴剤を選ぶ際は、
乾燥を予防してくれる保湿成分の入っている入浴剤を選びましょう。
今は、アトピー肌専用の化粧品、石鹸や入浴剤なども販売されていますから、
利用してみるといいかもしれません。
アトピーの改善
食事、アレルギー、ヘルスケア、スキンケアなど
色々とアトピーを改善させるための方法はあります。
最近、乳酸菌を摂取することが効果的といわれています。
腸の中の乳酸菌を増やすことで、
免疫力がアップし、アトピーに効果があるようです。
アトピーは、症状を抑えることと、
アトピー体質を改善することも色々考えた方がいいでしょう。
薬物治療は即効性がありますが、
根本の治療や改善にはつながらないのです。
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