今日は『晴天の霹靂(へきれき)』で語ります♪



日の目を見ない、
売れないマジシャン、
轟晴男(大泉洋)、40歳‥

取り立てて、
晴天の日差しの中を、
歩んで来れなかった
己の不毛な人生は、

実は、
生まれた時から
始まってたのかとさえ、
思えて来る‥

「なぁ、親父‥
生きるって難しいな‥
なんで俺なんか生きてんだよ!」

その時、
青く晴れ上がった空から伸びた、
一筋の雷の閃光が晴男に直撃した‥



監督・脚本・原作・出演
4役を「ひとり」でこなす男‥

そう、劇団ひとりの
原作著書、映画化第二弾~♪
(因みに、一作目は原作のみ)

そこはかとなく、

前作の『陰日向に咲く』を
イメージさせつつ、

マジック芸でエンターテイナーの
頂きを目指す~

相方は‥
40年前の
親父、正太郎(劇団ひとり)~!?

首をロープで絞めるネタは止めなさいっ
子供がすぐ真似るから~
(´Д`;)


この時点で既に
読者様もお気付きのように、
作風を一言で言い表すと、

演芸小屋を舞台に、

『漫才ギャング』寄りではない、

どちらかと言えば、
『ボクたちの交換日記』テイストで
淡々と進行、

マイケル・J・フォックスが
若かりし日の父母に遭遇する、
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を
+したようなストーリー~♪


ただ、
言葉や過度な演出を
監督が敢えて嫌ったのか、


実の母親と知らず、
晴男が
悦子(柴咲コウ)に
淡い恋心を抱く演出が、

彼女の住まいに、
しきりに上がり込みたい素振りのシーンのみ‥


そして、
悦子の出産までの複雑な
心の中での葛藤が、
編み物を病室の床に
はたき落とすシーンのみ‥


上映時間、96分‥
もう少し、時間を掛けて
登場人物達の心の声を聞きたかったかも‥


TV出演オーディション会場‥

オーディションにも関わらず、
こちらはがっつり、
1ステージ分のマジックを披露する晴男‥
(^▽^;)
てか、こんな無粋なツッコミ‥⤵︎⤵︎
単純に
プチ・ブレイクして
初の単独ステージ位にした方が自然でしたね…

これも96分の呪縛です‥
(-。-;)



口数は少なかったが、

母はとにかく偉大で、

‥聖母のような人でした‥



この深紅の薔薇は‥

誰よりも俺を愛してくれて、

誰よりも俺が産まれることを祝福してくれた、


貴方に捧ぐ‥



最後に‥



ミスチル効果と言いましょうか、
スローバラードの主題歌の時の作品は、
観ないといけない気にさせる‥
(;´▽`A``