ご無沙汰しています。
更新していない今も、このブログに来て下さる皆様 ありがとうございます
6月になると思い出すことが多くなるなぁと思って、今日はこちらのブログに書きました。
不妊治療してて、先が見えないなぁ、諦められるかな?諦めた人はどんなこと考えてたの?今はどうしてるの?
私はこんなふうです。
時々、ふと思い出すことはあるけど、やっぱり6月が予定日だったからですかね。この時期とくに。授かった赤ちゃんのことを思い出すんです。
流産の後、お別れの手術をした時期よりも…
会えるんだと、楽しみにしていた6月だからでしょうか
とくに揺さぶられるような感情が湧くわけではありません。
生まれてたら何歳かなぁ
って、指をおって確認する感じ。
おー
もう11年も前なんだ!
我が家に今、思春期入り口の子がいるって、想像できない!
あの子がお腹にきてくれたことは現実で、それはそれはみんなに喜んでもらえて、とても幸せで
その時の喜びは、やっぱり今でも嬉しくて、悲しい思い出にはならないなぁ
せつなくなることはあります。
小さな小さなエコー写真しかないけれど、可愛い だから思い出すのかな。
夫とも、うちの子どもが生まれていたら
の話をすることが、ごくたまーにありますが、やっぱり現実味がなくて、想像ができないし、子どものいない今の二人の生活が現実。
ふたりで楽しもう!と8年ほど前に決めて、今があります。
kenちゃんは今年で47歳になります。私は来月45歳!ふたりともアラフィフですね
いろいろ大変なこともありますし、病気もあったりもしますが、元気に楽しく仲良くやってます 時々、お互いに、「イラっ」とすることも「チッ」って思うこともありますが(笑) どこの夫婦にもそれはきっとあることですよね。と信じたい(笑)
納得いくまで不妊治療して、いっぱい泣いて考えて、ふたりで決めてよかったと思っています。
そして、あの時、家族もどこかほっとしていたようにも見えました。
まわりの人にたくさん応援もしてもらったけど、心配もかけていました。
家族はきっと、特に親は、もういいんじゃない
って思ったりもしたかもしれません
正直、みてて辛くなるし、体のことも心配ですよね。支えてる人の方が辛いってあると思います。
それでも、私たちを遮るようなことを言わず見守ってくれたおかげで、
全力で最後まで…
最先端の高度不妊治療治療をもってしても、なかなか難しいっていうところまで、やりきれた。
主治医がちゃんと説明してくれた。
かかわってくださった、主治医や看護師さん、カウンセラーさんやスタッフのみなさん、漢方薬局の薬剤師さん、鍼灸院の先生など医療者のみなさんの、全力のサポートがありました。
だから、ふたりでも幸せでいられる。
一緒に暮らしているのはふたりだけど、お互いの家族や親戚、友だちや、趣味や仕事の仲間たち。
可愛い甥っ子や姪っ子たち。
みんながいるから、ふたりで楽しくやれてます
家族や夫婦にはいろんなカタチがありますよね。
夫にも当時言われてましたが…
足りないものじゃなくて、足りてるものがたくさんあるよ。って。
もちろん子どもはかけがえのないもので、代わりになるものなんて無いんだけど、それでも、足りてるものに感謝して生きることは、私たち夫婦の心を支えてくれている大切なもです。
ふたりのカタチを連載してもらって、その後、書籍化されて…改めて取材していただいてカタチになった本。
妊活書籍かぁ。
いまサイトを見て初めて気がつきました
そうですよね。妊活してる方が読む本ですもんね。
この本には3組の夫婦のカタチについて、書いてあります。
私たちは、妊活に終止符をうったこと。
終止符をうったというより、それを受け入れるために、たくさん話し合って、自分に向き合って、先のことも考えたこと、ですかね。
もー赤ちゃん産めないんだ!ほんとにダメなんだ…って、頭がおかしくなりそうに辛かったこともあります。
仕事で疲れてるkenちゃんを寝かさなかったこともあります。
自分を見失いそうになることも。
ケンカしたことも。
だけど、大切なことだから、やっぱり冷静に考えないとね。
小さい頃から、やりたいことも、やりたくないことも、自分で決めてきた私らしいなぁと、また、ひと歳重ねて感じたりもしています。
そりゃーね。今でもあります。
私って子どもいないんだ。 って、ポロっと涙が出ちゃうこと。
てことは、お祖母ちゃんにもなれないのかー
まごーーー孫ぉーーって(笑)
人間だものね、私は欲張りだもの。
あるある。そんなこともある(笑)
それではまた