Voxtrot - Mothers, Sisters, Daughters & Wives EP
うーん、記事を書いていたら、すぐに「ログアウト」になる。。「HTMLタグ」の表示の方をメモにコピペしながら何とか難を逃れております。記事も、もうちょっとコンパクトにしないといけませんね。長いと、携帯で見にくいし。。
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それはともかく、今日も入手したCDの話です。EPですけど。
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のFive O'clock Heroesとは色合いは違った感じですが、このバンドも良い感じです。
US、テキサス出身の5人組のVoxtrotの9月発売のEP。まだアルバムは出ていないみたいです。
1曲目の「Mothers, Sisters, Daughters & Wives」の始まりの怪しげなエレクトロな音だけで結構引き込まれたけど、歌が始まると透明感溢れるギターとドラムの音がとても印象的です。とてもポップなメロディーなのに、演奏は本当にソリッドでちょっと性急。耳に残ります。
2曲目の「Fast Asleep」は同じく早いテンポを基調としているけど、後半はスピードを落としてしっとりとクールに歌い上げるという、なかなか劇的な展開の曲。でも、爽やかなギターポップ風。
3曲目の「Rise Up in the Dirt」はかなりの佳曲。メロディーも流れるように綺麗だし、ヒンヤリしたサウンドなのにだんだん盛り上がっていく曲調がとても熱いです。すごくラフな表現だけど、ベルセバのロック版という感じかも。
4曲目の「Four Long Days」は、アコースティックな雰囲気を醸し出している穏やかな曲。尖がっていたボーカルもこの曲ではゆったりと優しく聴こえます。色んな音が聴こえるけど、全然混沌としていないです。この曲ではドラムの音が特に印象的です。
最後の「Soft & Warm」も穏やかな雰囲気と、ヒンヤリしたサウンドがうまくマッチしています。でも、リズム展開は軽快で、楽しい曲です。この曲も後半にかけて、じわじわ盛り上がる感じ。
Voxtrot
各曲のメロディーの根底は、冷静に聴くとネオアコギターポップ風で牧歌的なんだけど、エレクトロな効果音や、キレを増したギターとドラムの音が強靭に鳴って、ボーカルもとてもクールな雰囲気ながら熱さも感じます。それらの要素が合わさって、とてもカッコ良いロックになっています。とてもカッコ良いの一言です。
それにUSのバンドなのに、UKぽい感じがします。強いて云うとギターポップなんだろうけど、枠でまとめるには、あまりにも勿体無いカッコ良い音。普通にロック、ポップが好きなヒトが聴いて各々が気になる音だと思います。
そういえば「60’s＋80's」とか「Hybrid of Bell and Sebastian and Strokes」て表現していたのを見たことあります。（うーん、ちょっとイメージしにくい表現ですけど。）
とりあえず、この5曲が１つのEPに入っているのが凄いという感じの水準。どの曲も表題にしてEPが作れそうな感じ。アルバムが出来たら、どの曲が収録されなくなるのか、ちょっと想像しにくいです。
で、iTunes以外での試聴なんですけど、もちろんMyspaceがあるんだけど。。
↓
Myspace Voxtrot : http://www.myspace.com/voxtrot （←クリック）
この記事を書き出した頃は1曲目の「Mothers, Sisters, Daughters & Wives 」が聴ける状態だったんだけど、書いている合間に更新されて消えちゃいました。。書いている間に、Myspaceが更新とは初めてのタイミングです。
で、今で聴ける3曲は11月に発売になる次のEP「Your Biggest Fan」に収録の3曲で「Your Biggest Fan」、「Trouble」、「Sway」。
次のEPは前作までのイメージを踏襲したような感じの曲もあるけど、アコースティックで静かな曲もありますね。
まだまだ試行錯誤なのかな。しかし、試行錯誤中とは思えないほど、これまでの彼らの曲のクオリティは高いと思います。これからが楽しみなバンドです。
- Voxtrot
- Your Biggest Fan