Kaiser Chiefs & Cribs、ライブ レポ! (大阪 BIG CAT) | あれこれ何とか好奇心

Kaiser Chiefs & Cribs、ライブ レポ! (大阪 BIG CAT)

今日(正確には昨日ですね)はKaiser Chiefs(カイザー・チーフス)のライブに行って来ました!今年の初ライブです。で、久しぶりにレポ書いたので長くなりました。。でも、よろしければ読んでください!

場所は去年、Doves(ダブズ)を見た心斎橋のBIG CATです。しかし、当日券は出ていたものの、ヒトイッパイでした。。女性がスゴク多かったし、外国人の方も多かったです。


チケットの整理番号が500番台だったんで、中盤ぐらいで見ることにしました。


で、オープニングアクトはCribs(クリブス)ですよ。そうです、2ndアルバム「The New Fellas」を激ホメ(前の記事 )したCribsです!最初からワクワクです。

なぜか、出てくるときのSEがAztec Camera(アズテック・カメラ「Somewhere in My Heart」ネオアコな私は、彼らが歌う前にこの時点で勝手にアガッテいました(笑)。



アルバムの方は荒削りながらポップなセンスが光ったアルバムでしたけど、ライブの方も本当になーんとも荒削りな感じでしたけど、かなり盛り上がりました。 最初の「Hey Scenesters!」からすごい盛り上がりでした。

一体普段どこに「Cribsファン」のヒトが隠れているのでしょうか。私がいた中盤(前から10列目ぐらいですねー)までモッシュ状態。。。

しかし、あのドラムの立ったままでのドラミングや、双子のボーカルのどっちか(すみません認識できませんでした)は、途中タバコ吸いまくりだし、曲中でのビール一気飲みとか、アンプにギターを擦りつけたりとか。。ある意味、見せてくれますねー(噂の口の周りの流血はなかったと思うけど)。

曲調も本当に乗りやすいし、会場一体感がありました。「Direction」はとても良い曲だし、それにキャッチーな「Mirror Kissers」で、さらに大盛り上がり。で、その後の私の好きな、「You Was Always The One」は自分だけ盛り上がっていて周りはよく分からなかったです(笑)。

この辺からあまりのライブのハイテンションに乗ってしまい、ちょっと意識が飛んで、体のほうも踊りまくりそうだったんですけど、Kaiser前に体力を消耗してしまいそうだったので、ちょっと制御していました。

しかし、「Martell」も良い曲だし、なんとも奇妙なギターの音色が素敵過ぎる「Another Number」や、最後の超佳曲の「Wrong Way To Be 」とか歌われたからにはちょっと体が止まらん。。とりあえず、体力は何とか残したものの、汗ダラダラでした。30分ちょっとぐらいでしたけど、このバンドは本当にライブで見るべきですね。

この後、結構待ったんですよね。。セットチェンジに30分ぐらいかかったのかな。。しかし、体力戻すには丁度良かったかも。でも、Kaiser Chiefsが出てくるまでに中盤の私の方でさえもヒト同士、押して押されての状態で。。

で、Kaiser Chiefsの方は、今度はなぜかDire Straits(ダイアー・ストレイツ)「Money For Nothing」のSEで登場。ネオアコの次は80'sですか。。私のためにSE選んでくれたのかな。。。隣の若い女性グループが「この曲、誰の歌?」とか言い合っていました。世代を感じました(苦笑)。

、「Na Na Na Na Naa」で始まりました。文字通り「ナナナナナー」ばかりの曲です。Kaiser Chiefs「ナナナナナナー」とか「ララララー」とか、「ウォーウォーウォー」というフレーズの曲が多いんだけど、こういうフレーズの曲って客のレスポンスが良いんですよね。合唱しまくりモードでした。

アルバム「Employment」に入っていない「Hard Times Send Me」とか、かなり良かったです。

Kaiser Chiefs
の方はライブ映像でもある程度確信していたんだけど、ライブも演奏も安定感あるし、ボーカルのリッキーの歌も良かったです。

と言うか、リッキー動きすぎです。ガンガン飛び跳ねるは、すぐに度々モッシュに入っていくし、それにキレタように踊りまくりすぎでございます。客もそれに乗ってハイテンションで前に詰めてくるから、私は拍手をする空間もなかったですよ。後ろ振り返っても、少し後ろまでモッシュ化が加速してました。

ハイライトの1つは「Modern Way」です。この曲だけでしたけど、Cribsのメンバーをステージに上げ、共演。ここは凄い盛り上がりでした。素晴らしく珍しいものを見れたのかも。

次の「I Predict A Riot」はもうイントロから客は大騒ぎでそれだけでも十分なのに、リッキーまたもや動きすぎ。曲中にリッキーは後ろの方に走っていき、照明を調整する場所の階段の上まで上がって、しばらく思いっきり歌っていました。

で、階段から降りて、後ろの方からダイブ。。みんなで決して軽くないリッキーを持ち上げたままステージに持っていきましたが、途中、偶然私の頭の丁度上にリッキーが通っていた頃に、リッキーに触りたいヒトがガッと押し寄せて来て圧死しそうでした。。周りのみんな転びまくり。。本当に異様な高テンション。。

で、本編の最後の「Take My Temperature」も良い曲だなあって、また浸っていました(これもアルバム未収録曲)。

で、アンコールは2曲、しっとりと「Caroline, Yes」、で、またもたハイテンションな「Oh My God」。この曲のサビ、凄い合唱でした。ますます大盛り上がり。客だけにも歌わしていました。しかし、このサビ、数え切れないほどの回数の合唱でした。

Kaiser Chiefsは一時間ぐらいですね。しかし、期待以上にCribsKaiser Chiefsもスゴク良かったです。それしか言い様がないです。初ライブは本当に、高揚感あるライブに当たって本当に良かったです!

これは東京でのセットリストですけど、今回のライブほぼ同じだったような気がします。(間違っていたら教えてください。訂正します!)

Cribs(クリブス)

01. Hey Scenesters!
02. Direction
03. The Lights Went Out
04. Mirror Kissers
05. You Was Always The One
06. Martell
07. We Can No Longer Cheat You
08. You're Gonna Lose Us
09. Another Number
10. Wrong Way To Be


Kaiser Chiefs(カイザー・チーフス) (正確なセットリストがわかりましたので修正しました(1/29))

01. Na Na Na Na Naa
02. Saturday Night
03. Born To Be A Dancer
04. Everyday I Love You Less And Less
05. Hard Times Send Me
06. Modern Way (with Cribs)
07. Time Honoured Tradition
08. Sink That Ship
09. I Predict A Riot
10. Take My Temperature

(Encore)
11. Caroline, Yes
12. Oh My God


ともかくCribsの今日演奏された曲のライブテイク、Kaiser Chiefsのオリジナルアルバムに入っていない、とてもポップで良い曲を聴いて欲しいので、この2つの来日記念盤、オススメします!

ザ・クリブス
ザ・ニュー・フェラス+12ライヴ・トラックス
カイザー・チーフス
ラップ・オブ・オナー~栄光のウイニング・ラン

どっちのバンドも未聴という方は、試聴できる場所のリンクを貼っておきますね!
Cribs (オフィシャルサイト) ⇒ クリック
Kaiser Chiefs(my space) ⇒ クリック