ムーンライダーズ - ムーンライト・リサイタル1976
ヤッパリ、スゴク良かったです!
- ムーンライダーズ
- ムーンライト・リサイタル1976
(Amazonの記載とちょっと曲目が違うので、書いておきますね)
Disc1
1.君と旅行鞄
2.ウエディングソング
3.星に願いを
4.月の酒場
5.砂丘
6.火の玉ボーイ
7.スカンピン
8.さよならアメリカ、さよなら日本(矢野顕子)
9.丘を越えて(矢野顕子)
10.蝶々-san(細野晴臣)
11SAYONARA Japanese Farewell Song(細野晴臣)
12.Black Peanuts(細野晴臣)
Disc2
1.ペルシャの市場にて
2.魅惑の港
3.Beep Beep Be オーライ
4.午後のレディ
5.地中海地方の天気予報
6.ラム亭のママ
7.酔いどれダンス・ミュージック
8.あの娘のラブレター
9.ジョージア組曲
10.オールマン・リバー
11.髭と口紅とバルコニー
12.スパークリング・ジェントルマン
ムーンライダーズの1976年5月1日に行なわれた芝郵便貯金ホールでのライブ盤。かなりの初期音源ですね。12月7日に発売になったばかりです。
ムーンライダーズは今年のアルバム「P.W Babies Paperback」(記事へのリンク )も良かったです。というか、ムーンライダーズについては、まだまだ聴いていない曲の方が多いぐらいの私ですけど、スゴク好きです(笑)。
ムーンライダーズはポップなメロディーを作るセンスがあるから、どの曲も本当に耳心地良いし、なおかつ刺激的です。
今回出たこのライブ盤は29年前のライブと言う事になるんだけど、とても新鮮に聴こえてきます。
それに、鈴木慶一の若々しいボーカルや、バックの演奏も各楽器の音がお互い邪魔にならないように、バランス良く聴こえてきます。
鈴木慶一の初々しいMCもほぼフルで入っているのも面白いです。そのせいか、ライブ自体が刺激的な音で満ち溢れているにも関わらず、 ホッとした雰囲気になっています。
ムーンライダーズのメンバーも、聴いている観客のとても楽しげな様子も垣間見れて、◎です。
「さよならアメリカ,さよならニッポン」と「丘を越えて」で矢野顕子、「SAYONARA Japanese Farewell Song」と「Black Peanuts」で細野晴臣がそれぞれゲスト参加しているのも、とてもツボです。
前半が「しっとり」で、後半が「テンポアップ」と言う感じのライブですねー。
しかし、「火の玉ボーイ」をはじめ、本当に「ほぼ30年前」と思えない全くナツメロとは無縁のポップ感あふれるこの曲群、スゴイの一言です!
このライブ盤、音はクリアというよりも耳で感じる感触が良いです。曲の力がとてもよく伝わってきます。
しかし、約30年(もちろん私はほとんど後追いですけど)、変わらず魅力的で、かつ敷居が高くないポップで高品質の曲を作り続けているムーンライダーズには本当にいつも感嘆です!