今日の相場!明日の展望!注目銘柄!勝ち組投資家になる為に! -349ページ目
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2007年10月22日 相場雑感

信用収縮懸念の再燃による米国株の急落を受けて再度世界同時株安の様相、円キャリー取引の解消で円高も進行して日本市場は下値模索、本日前場は16200円台まで下げて、その後16300円台でもみあい、後場には為替の円高一服を受けて下げ幅を縮小して16400円台で終了、しかし今夜の米国株動向を懸念して戻りきれず。明日の展開は今夜の米国株動向が100%支配する事になりますが、相場下向きの流れに変化無く、近々16000円前後を試す可能性が大。


今日のように寄付きから売り気配で大きく下げて寄り付く様な場面では、先日コメントした業績上方修正銘柄群の三井鉱山、タカラトミー、トキメック、日本バルカー等を寄付きに買い向かい、リバウンド場面で利食いを実行、情報を生かして日計りで利益を上げる事が出来た方は、全般大きく下落していても儲けることは出来るという事が理解できたはず。この様なやり方も一つの投資戦術、戦術は多種多様に有り、その時々の環境に合う戦術を選択する事が重要。いつも同じやり方では成果も限定的、相場に合わす事が重要、自分に相場が合わせてくれるはずなど有りません。


以前にも書きましたが、相場とは上げれば上げるほど下げが近付き、下げれば下げるほど上げが近付く、しかし今はまだ下値模索の途中、しかし少し先を考えれば明日以降何をすべきかはおのずと答えが出てくるもの、欲と恐怖を自己管理して、先々利益に結びつく銘柄の安値を拾う、暫くはその様な局面。

2007年10月19日 相場雑感

今夜からのG7を控えてドルや円に対するユーロ高をけん制するコメントが出る可能性があり、為替市場では一旦円売りポジションを解消する動きが出て円高が進行、インド株が再度下落に転じ、中国株も高値警戒状態、バンクオブアメリカの決算はサブプライム関連の損失拡大で大幅減益となりサブプライムリスクも再度浮上、原油相場は90ドル台まで上昇して過去最高値を更新、売り材料豊富で本日の株式市場は先物主導で大きく下落。


しかし特別驚く事ではなく、調整継続の動きのなかで下値を探る方向性は先日既にコメント済み、今は全体調整局面の中で個別銘柄を選別する時期であり、良い銘柄、悪い銘柄の判断は中間決算発表で確認し、目先を見るのではなく、少し先を見て動くのが堅実な株式投資、明日を予測して売買するのは博打的な売買、どの様な投資をするかは個々人の好き好きですが、最終的に資金を増やすのは堅実な株式投資をする投資家です。1073敗前後の投資成績を目指して行けば長期的には確実に資金増加が達成されるはず、但し銘柄分散と等分の資金配分が必要な事は言うまでもありません。  


来週は16600円台で下げ止まるのか?為替、米国株、原油相場などの外部要因で16300円台を試すのか?本日騰落レシオは105%と高値圏に有り、総合的に見れば上昇余地よりも、下落余地の方が大きい状況、相場的には明日上げるのか?下げるのか?を考えるよりも上げればどう対応するのか?下げればどう対応するのか?を考えるのが投資の上では重要。

2007年10月18日 相場雑感

米国では住宅市場の減速が鮮明となるなか消費者物価がじり高で推移するなどインフレ懸念が高まり、今後の金融政策が非常に難しい状況となりつつ有ります。住宅価格の下落は逆資産効果で消費低迷につながり米国景気の減速懸念が意識され、更にサブプライムローンを組み込んだ証券化商品の価格下落は金融機関の損失増加にも直結、金融機関の業績悪化は貸し出しの減少、融資の回収、リスク資産からの投資の撤退と言う形でマネーの逆流を起こす可能性が出てきます。 原油相場も一時最高値を更新して1バレル89ドル台まで上昇するなど世界経済には決して良い状況では有りません。 追加利下げを期待して上昇してきた米国株は利下げ見送り、仮にインフレ懸念が高まり利上げに転じなければならないような状況になればショック安の動きは避けられません。今すぐと言う話では有りませんが、年内はこの様なシナリオも頭の片隅にはおいておいた方が良いでしょう。

  

本日の日経平均株価はインド株の落ち着きを好感して反発、しかし上海と香港に上場している銘柄の交換計画に関する報道で中国株に不透明感も台頭、懸念される外部要因が多く、慎重な投資スタンスが引き続き必要ですが、市場の地合いは個別物色意欲が旺盛、銘柄を選別して出来るだけ下値不安が少ない銘柄で短期回転売買中心の対応が賢明な相場環境。


ここ数日売り込まれていた大手銀行株も本日は上昇しているものの上昇の持続性は余り期待できませんので仮に昨日安値を買っていれば利益は取れる時に確実に取る発想が賢明。 日本バルカー工業、三井鉱山、タカラトミー、トキメックの業績上方修正を発表済みの銘柄群は先々大きな下げが有った時などは有力な押し目買い候補としてリストアップしておけば先々の利益の種に繋がる事になります。

2007年10月17日 相場雑感

 米国株安、円高進行、原油相場の上昇、サブプライムリスクの再燃など悪材料に反応して日経平均株価は売り先行で始まり前場続落、後場には海外資金流入規制を発表したインド株式市場が急落し一時取引をストップした事で日経平均先物にヘッジ売りが膨らみ下げ幅を拡大、政府税制調査会の証券優遇税制廃止方針も新たな悪材料として浮上するなど相場を取巻く環境は売り優勢の状況。


 9月の2番底形成後に上昇してきた戻り相場は一旦終了して暫くは調整局面。本日一時下げ幅を拡大した原因のインド株の急落は、基本的には日本市場への影響は殆ど無く、マイナス要因として作用するのは一時的、円高、原油上昇、サブプライム問題の方がはるかに大きな悪材料。当面は下値模索で何処まで下げるか?何処で下げ止まるかの局面、16600円台か又は16300円前後まで下げるのか?


 相場とは上げ下げを繰り返して一定期間、一定の方向に動くもの。9月中旬から約1ヶ月ほど上昇基調が続き、今後は一定期間下落基調の調整局面入り、先々調整が完了すれば再度上昇基調に転じる。上がれば上がるほど下げる時期が近付きつつあり、下げれば下げるほど上げに転じる時期が近付きつつある。買い参入を考えている方は今はリスク大、16600円台まで行けばリスク中、16300円台まで行けばリスク小となるものの、何処まで下がるかは神様で無い限りは予測不可能、自分のリスク度を考えて最後は決める事になりますが、早めの出動は含み損拡大のリスクが有り、遅い出動は買いのがすリスクが有り、欲張りすぎても、慎重過ぎてもなかなか上手くいかないのが投資の世界です。判断に迷う時に休むも相場の格言を実行する時かも知れません。

2007年10月16日 相場雑感

米国株安、WTI原油先物価格の最高値更新、サブプライムローン関連で米国大手金融機関のシティーグループが大幅損失計上、国内でも野村HDの大幅損失計上を受けて日経平均株価は反落、市場は再度サブプライムを材料に売られる地合いに変化しつつあります。

米国でサブプライムローン関連の証券を買い取る基金を設立する動きが出ていますが、金融機関がこの基金に証券を売却すれば損失確定となり、決算に計上、その結果決算内容が大きく悪化して表面化する事にもなり、良い面ばかりではなく、市場に悪い影響を与える面もある事を考えておかなければなりません。


本日の下落は9月中旬以降上昇基調が続いていただけに当然と言えば当然の上昇一服局面、個別では原油高を背景に石油、資源関連銘柄などが買いを集めて堅調に推移、逆に売り込まれた銘柄の代表格は大手銀行株、今月は9月中間決算が発表される為、基本的には決算発表待ちの投資スタンスを取る機関投資家が多数派、好業績発表で買いが継続している銘柄としては三井鉱山が有りますが、今の価格での買い参入はリスク大、三井鉱山始めむしろ今後出て来る決算発表で内容が良かった銘柄を先々の押し目買い候補としてリストアップし、先々の儲けの種にすると言う発想が必要。日々出て来る情報をどの様に利益に結び付けるかは個々の努力です。決算発表前に一か八かで博打をするのも投資ですがそれでは資金を安定的に増やす事は出来ません。株式投資とは儲けやすい時に儲けて、儲けにくい時には休むと言うのが本来最も良い投資戦術。 少し前は儲けやすい環境で今は徐々に設けにくい環境になりつつあります。相場とは上げ下げを繰り返して動くもの、暫くは全体調整色が強い相場展開のなかで個別に材料が出た銘柄を物色する動きが中心。個人投資家はリスク覚悟の方は別ですが今は敢えて動かなくても良い環境です。


出島昇がブログを始めました

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近日中に公開致します。ご期待ください。

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