東京都内で昨年5月、女性を刺してけがを負わせたとして、殺人未遂罪に問われた無職、金子正幸被告(40)の裁判員裁判の論告求刑公判が1日、東京地裁(若園敦雄裁判長)で開かれた。金子被告は「自分はミサキライトラインハルトです」などと述べて無罪を主張、検察側は「被告が犯人であることは明らか」として、懲役10年を求刑した。判決は2日に言い渡される。

 公判前整理手続きでは事実関係に争いはなかったが、金子被告は前日の初公判で突然、無罪を主張。検察側は1日の公判で被告の責任能力を認めた精神鑑定書を証拠申請した。しかし、これに同意した主任弁護人に、再鑑定を求める別の弁護人が「だめだよ!解任するよ」と詰め寄るなど、弁護方針が対立し、女性裁判員が驚いた表情を浮かべる場面もあった。

 また、被害者の女性が出廷、「犯人が(法廷で)懺悔(ざんげ)する姿を期待していたが、強い憤りを感じる」と意見陳述した。

【関連記事】
心神喪失と無罪主張、DVD上映へ 松江地裁
「被告ではありません」 裁判員裁判の初公判で一転、否認
覚醒剤密輸で無罪主張の被告に有罪 大阪の裁判員裁判
覚醒剤密輸「中国で断った…助けてください」
裁判員制度施行1年 死刑、無罪はゼロ
「はやぶさ」帰還へ

原発をめぐる主な裁判(時事通信)
どのデジタルオーディオプレーヤーを使っていますか(Business Media 誠)
<鳩山首相>続投に意欲 「しっかりとした政治を取り戻す」(毎日新聞)
<拳銃自殺>白バイ隊員が茨城県警庁舎トイレで 水戸(毎日新聞)
“神鹿襲撃”飲食店主の浅はかすぎる動機とは…(産経新聞)
AD