Art Cubeの動きは止まりますが、色々な活動をしている事に不安を持っている人がいるかと思います。全て自分の表現して行きたいモノです。
この事を書く事が正解なのかはわかりませんが…
今の、自分の中にある思いを吐き出して来年からもバッチリやって行きましょうって事で綴っています！
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一昨年の初頭、毎年のように正月を広島で楽しく過ごし東京に戻り数日が経った頃。
父親に用事があり、実家に連絡を入れたところ父親の体調不良を家族から聞く事になりました。
それから数日、父親を喜ばせる事がなにか出来ないかと考えた結果。
音楽活動を目一杯応援してくれている家族ではありますが、父親は演歌が大好きだった事を思い出したのです。
そこで昔から付き合いがあり色々な業界に精通している知り合いのTHOGO君に、真面目に歌う演歌で活動もしてみたいと相談をしたのです。
それから演歌をやる事が決まり進めて行く事に…
とは言え、明日から…とか、来月からとかで進むモノではありません。
衣装の準備や曲の準備もありますでしょ？
そんな感じで月日は流れていくのです。
そんなこんなを過ごしていると…
母親からの連絡で手術が成功した事と、その後リハビリを頑張っている事を聞きます。
私の思っていた父親のイメージ通りの素直な一生懸命さと努力と元々の運動能力でしょうか、回復は早かったようです。
ですが…残念な結果ですが再発してしまったようで、またも手術。
そして、成功とは言われたものの長く付き合う事になるでしょうとの事でしたが
11月の後半、数日後に控えた誕生日を迎える事なく天国へと旅立ちました。
父親が亡くなる数日前に、母親から電話が…
母親「帰って来られる？」
私「ゴメン、数日後にArt Cubeの写真撮影があるから準備しなきゃなんだ。」
母親「あぁ、ゴメンね。大丈夫大丈夫。」
と、私に心配させまいと電話を切り
数分後、姉から泣きながら電話がかかって来るのです…
姉「帰れない？お父ちゃん…もう、私の事がわからないみたい…」
と…
死という言葉が頭を過ぎりました
はやる気持ちを抑え犬の面倒の事や諸々あったので、その辺の世話を知人に頼み次の日早朝に広島へ
姉の旦那さんに迎えに来て頂き病院に着くのですが目の当たりにしていない私の心は理解できていませんでした。
病室に着くと母親と姉は、一通り泣き落ち着いたのでしょうか…柔らかな表情で迎え入れてくれました。
病室のベッドには、正月に笑っていた父親の姿はなく横になって小さく見える父親の姿でした。
父と会話する事は叶いません、私からは手を重ね話しかける事しか出来ません、ですが…重ね伝わってくる鼓動からは父の言葉が伝わってくるようでした。
その後、父親のリハビリの様子や
思いもしない父親の母親への気遣った言葉など色々と病室内で話を聞きました。
1番に驚いたのは、父親が私のバンド活動の自慢をしてくれていた事。
息子はヨーロッパでツアーしてDVDも出ているんだっ！て（笑）
その後、DVDを病院の方が用意して下さったようでリハビリ室の大画面にて上映会をしつつ運動をしていたようです。
夜は静寂を保ち心の叫びを声に出すことは出来ません。
ただ、手を重ね涙が頬を伝って行くだけ…
その夜別名義で活動しているバンドのリーダーへ…
父親が周りへ自慢してくれるような息子にして下さってありがとうございます！と連絡をしました。
リーダーの方は前日から、私がいつ連絡をしてもすぐに返事を返してくれていました。
もしかしたら、私と同じくらい寝ていなかったのではないでしょうか…。
リーダーからも、ついて来てくれてありがとう！
と…涙が止まりませんでした。
私はこの人がやめたと言うまでは、この人の言葉は私の声色にのせ伝えて行こうと心に決めました。
そして数日後に父親が旅立ち、葬儀を終え東京へ戻り。
翌日、Art Cubeの撮影を済ませました。
さらに翌日からCDのジャケット制作、ブックレットとの一体化だったのでブックレット制作をパソコンに向かい始めました。
そして、Art Cube周年ライヴと別名義バンドでのライヴを12月に…
まだ笑顔を作るのが疲れる時期だったように思えます。
上手く笑えていたのでしょうか…？
そして年を挟む前
Art Cubeメンバーから脱退の話をもらいました…
私はすぐに了解しました。
でも、レーベルの代表トモゾー君にはすぐに了解した事を怒られました。
止まっちゃいますよ。って
引き留めるつもりはありませんでした。
Art Cubeはメンバーの前に友達でしたから（笑）
そいつの人生、そいつの決めるほうに行ったほうがいいと…
そこからのArt Cubeは、やはり顔を合わせると皆楽しいのでライヴ数は少なくなりましたが変わり無く活動して行きました。
そして新たな年を迎え
別名義バンドでのリーダーの誕生祭ライヴがソールドアウト！
5月に追加ライヴ決定‼︎
…ですが、その5月にArt CubeでもサポートGuで参加してくれていたkng君が天国へと旅立ちました。
とても辛かった…
約10年近く、共にした時間が多かった…
ツアーになるといつも同じ部屋だった…
文章では書ききれないほどいっぱいの思い出。
…
父親の死から半年後の事だった。
それ以降、追悼ライヴが終わった辺りからは
後輩のギタリスト君がよく側にいてくれてたようなきおくがある。
そして、その仲間達と飲みつつバンドの話をよくしていた。
その後、メンバー脱退も無くArt Cubeの休止が決まる。
私は別名義バンドでの活動を軸にしてライヴの時のみ東京へ出張し、地元広島へ帰る事を五十嵐へ相談した事があった。
数ヶ月後、五十嵐から広島へ帰ると出てこなくなるから東京へ残れと…
バンドを組めば広島へ帰れなくなると夜中に話しを持ちかけてきました。
多分、夜中の間にメンバーが揃ってしまったように記憶しています。
私のZ様新プロジェクトとして、動き始めたわけですが…しっかりとしたバンドで色々な事情で私のプロジェクトとして最初に公表しました。
SHAPE SHIFTER初の主催で言ったように、また自分のバンドで皆んなの前で歌える事はとても嬉しいことです。
私の元に集まってくれて、本当に今のメンバーに感謝しています。
そしてSHAPE SHIFTERのボーカルとして、歌詞を書く事が増えました。
今迄、歌詞を書いていないツケでしょうか…
最近になって歌詞を書き始めた私には身を削り表現する事しかまだ出来ないみたいで、自分が壊れてしまうくらい辛かった記憶を巻き戻しながら筆を進めなければ書けないようです。
あと少し、もう少しの時間がまた違う伝えたい事を…書く方法を導き出してくれるのだとは思いますが。
勿論演歌は、母親と亡くなった父親に笑顔でみてもらうために続けて挑戦いたします。
Art Cubeは、22日に分解のライヴがあります。
ですが…友達の集まりなので皆が集まりたい時には集まって演奏できたらいいかなぁと話をしています（笑）
そして、別名義バンドではリーダーの声となり表現者の高嶺を目指します。
だから、皆…
もう少し見守り…
そして、ついて来て下さい。
「共に素晴らしい景色を見て行きましょう。」
by. SHAPE SHIFTER Z