観戦マナー「日本人の大きなため息」問題 | バレー・テニス中心のスポーツブログ

バレー・テニス中心のスポーツブログ

男女バレー・テニス等のスポーツ、ダイエットを記載します

Twitterでツイートしたところ、自分の歴代No.1の反響をよんで、やはり皆さんそう思っていたのか?と改めて確信しました。スポーツを知っている人はしないんですが、知らない人ほど、無意識にしてしまう行為。


「日本人の選手失敗時の大きな大きなため息」 これは永遠の課題なんでしょうか。


バレーも多少あるかもしれないですが、日本人観客で非常に気になるのは、必死にやっている選手達が失敗したときの大きなため息「あ~~~~」という感じの。これって選手には自分の失敗以上に応えるんですよね。自分も試合で一般人の観客がいるときに、本当にがっがりした経験があります。


特にテニス・ゴルフなどの観客無声のスポーツでは、特に目立つ! 20、30代はあまりいないかもしれないが、特に40代以降の高齢のおばさん、おじさんの声。非常に多いですね。今回の東レPPOでも伊達選手が言ってたし、宮里藍や石川遼もアメリカの観客の質が高いと言っています。


ある意味、大きなため息は、集団のヤジみたいなもの。日本人は気づいていないかもしれないが、自分達にはできる!という自信がない人種。ある意味、不安を抱えながら生きている種族。そのため不安要素が大きい日本語は、繊細な表現が多く、応援さえもヤジにかえてしまっていることに気付かない。。。


アメリカは前向きな応援で、選手達が失敗したとき「Oh!」と語尾アクセントが↑上がるんですよね。だから「惜しい!」という表現になる。でも日本では「あ~」と↓下がった状態で終わるので、落胆した表現になってしまいます。


何で日本人はこういう性質なんでしょうね。いいプレーに大きい声であまり称えないけれど、失敗には大きなため息で答えてしまう。Shyな性格だからと認識したら、必死にやっている選手側にとっては過酷。


応援が邪魔になっていることも。。。


前にアメリカ女子ゴルフの賞金女王にもなった「岡本綾子」さんが、優勝争いの終盤で首位に立ちながらも、相手選手がボギーを出し、一打リードをしたところで、観客から「ナイスボギー」の声。何と言う悲しい言葉なんだと、なぜそういうことをいうのか?と観客に詰め寄り、そこから大きく崩れた優勝を逃したシーンをスポーツ系の番組録画で見たことがあります。


今回、伊達選手が東レPPOで1回戦負けでしたが、終盤は非常にいいプレーで、流れがのりつつありましたが、大事なポイントでミスをすると、必ず日本人観客の「あ~~~」という大きなため息が鳴り響きます。TV画面でも大きな声だったので、会場では更に大きかったのでは?と思います。


選手が気にするな!と言ってもあれだけ大きなため息は気にしないでいられない。日本人の観客もレベルアップする時期にきていると思います。いいプレーをサポートするような声援を送ってほしいですね。


◆バレーのサーブでの「ソーレ!」問題

リズムに乗れそうで乗れない。やっぱり歓声が大きく静かにはならないバレー会場でもありますね。バレーの気になる声援は、サーブを打つ時の「ソーレ!」


あれだけは、本当に絶対にいらない。逆に選手のプレーを邪魔している。特にジャンプサーブを打つ選手にとっては、タイミングが命なだけに、下手な「ソーレ!」のタイミングは、選手のリズムを崩し、ミスを誘発してしまう可能性もあります。


どうか、バレーの応援に行く方は、サーブの「ソーレ!」は絶対にやめてください!心からお願いしたいです。そういうのを試合前にDJっぽいサポーターがマイクパフォーマンスでメインにいるので、応援の仕方を教えるより、観戦マナーを事前に伝えてほしいと思います。


声援のマナー。これは誰かが会場を仕切れば、何とかなるはず。会場でマイクパフォーマンスができる人に期待したいです!


皆さんも是非お願いしたいです!大きなため息、プレー中の重要なタイミングでの余計な応援は、逆効果であることを皆さんも覚えて観戦に行ってほしいです!