日本バレーのプロ化の夢[その1] | バレー・テニス中心のスポーツブログ

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日本バレーで、長年の夢だったオリンピックのメダルを獲ってくれた女子バレーチーム。


本当に嬉しく、感謝!感謝!ですが、自分にはもう一つ夢があります。


それは「バレー界のプロ化」


個人では、竹下選手などがJTとプロ契約し、個人選手のプロ化をしてますが、やはり目指したいのはバレー界全体のプロ化。


しかしそれは1994年、当時の全日本の主力である大林さんと吉原さんを中心に10人程度が所属チーム「日立」でのプロ化への辞表提出という事態に発展し、いよいよプロ化か?と世間では思われたものの、翌日、大林と吉原の解雇通告!という衝撃の結末でした。


そこから大林と吉原はイタリアのプロリーグへ渡り、プロバレー選手として活躍。しかし日本は経済バブルが弾け、不況の真っただ中。今より1990年年代の方が全然いいですけどね。


と言っても自分もまだ中学、高校、大学の学生時代なので、何となくしか記憶がありません。


そこからは日本バレー界の低迷が続き、男女バレーのオリンピック出場も叶わない2000年の超低迷期に突入し、誰もバレーのプロ化など言わなくなった。


このロンドンオリンピック女子バレーの銅メダル獲得で、多少の変化はあるでしょうが、現状は非常に難しい。チームに対するスポンサーがいない。


現在全日本になると20%以上の視聴率を稼ぐ高視聴率スポーツとなっているバレー。そのバレーの上の視聴率をいく国民的な人気の男女サッカーも双方プロ化されています。


しかしサッカーの全日本代表クラスの試合では、突出した人気を誇るものの、日本のJリーグでは、赤字経営が続いているようです。

http://www.j-league.or.jp/release/000/00004644.html


サッカー界に新しい兆しができたのは、サッカーくじのtoto。BIGという6億円のくじができてから、大きな助成金を生み、多額の助成をJリーグに導いていますが、それでも赤字は続く。2011年もJ1、J2で38クラブ中18クラブが赤字という結果だそうです。


トップチーム数が16という、プロ野球12に比べて非常に多すぎるというのもありますが、逆に言えばそれだけ選手育成の場が増え、A代表が強化できるという利点もあります。


やはり世界サッカーの中心は欧州リーグ。レベルの高いイギリスのプレミアリーグ、スペインのリーガ・エスパニョーラ、そして観客動員数が世界最高のドイツのブンデスリーガなど、日本のJリーグでは叶わない部分があります。


A代表はサッカーも人気が強いけれど、Jリーグになると低下してしまう。その点、地域やスポンサーを取り込んだ野球は、Jリーグ発足時は一時押されたものの、不動の人気をつくってますね。


その野球も視聴率が低迷し、現在の多チャンネルの渦に埋もれてしまってる感じですが、国内No.1人気のスポーツでしょう。


バレーは世界大会になると、ゴールデンタイムでの試合が多いので、途端に一般のファンが急増しますが、リーグの期間になると、結局元々のバレーファンだけの注目に戻ってしまう現象が多いようです。


プロ化を目指すには、

・スポンサーの確保(企業に宣伝広告収入の意義)

・地域市民の理解と大きなサポート

・リーグ自体の試合内容のレベルアップ(リーグはフェイントなどの応酬が多すぎて、観客を魅了しにくい)

・日本国民的スター選手が複数存在すること


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などの課題が大きくあると思います。


その中でも非常に上手く地域を活用しながら、地域の皆さんと一緒に行っているチームが「岡山シーガルズ」。予算面では非常に厳しいようですが、選手によってはチーム職員としても働くなど、色々な工夫があるようです。


更に23名という大所帯。なかなかこの人数を運営できる体勢は難しいと思います。所属の山口舞選手がロンドンオリンピックで銅メダルを獲ったことで、今後は更に支援が続くと思います。またスター選手の栗原恵選手を獲得したことで、チーム会員数も急増しているとか。


現世の中では、バレーのプロ化は夢の夢かもしれません。1企業体の方が確実な広告になり、選手には安定した生活と現役終了後も終身雇用される可能性も高いので、プロ選手達と違い、寮生活や食事の面など、色々と生活面の心配をしなくてもいい。それだけバレーに集中できます。


特に男子でしょうね。女子は銅メダルで、男子はオリンピック出場すらならず。これほどの男女差がつくスポーツも珍しいでしょう。


1970年代、1980年代のバレー試合会場を動画で見てみると、ほとんどが成人男性が観客で、今とは違い会場が中国のように弾道の低い声での男の声援が多いですよね。


いつからか、バレーはテレビで見るものという習慣に変わっているのかもしれません。今でも会場に足を運び、必死に応援しているファンがいることを心から喜ばしく思いますね。


どうすれば、具体的にバレーを活性化できるのか? 真剣に考えていきたいです。


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