WGP第3戦×韓国 個人成績 | バレー・テニス中心のスポーツブログ

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ワールドグランプリ第3戦×韓国でのチームと個人成績です。画面の見た目ではわからない結果でした。あくまで個人的なデータなので、参考まで。


日本のレセプションは最終予選から崩壊気味。


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レセプション36.84%、ブロック1.5本/セット、ディグ6本/セットと得意のディフェンスが良くないですね。この辺りは、メンバーが替わると時間がかかるのかな。


試合を見てて思ったんですが、ディグを上げても、今日のスタメンではハイセットを打てるのが、迫田・江畑のみ。狩野・新鍋は、ハイセットが打ちこなせないので、相手に軟打しか返せない。上手くフェイントで凌いでいたかんじでした。


狩野・新鍋・山口はコートに1人ですね。ここまで打ちきれないとトランジションの得点が非常に少なかったように見えました。木村一人の決定力不足がそのまま試合に出ている感じ。韓国もヨンギョンなしで、同じ状況でした。


でも本当にいい方向に向かっているのが、サーブ13本のエース。特に落ちるサーブ。ようやくサーブで質の高い練習ができているようです。サーブが走ると日本は強いです。


アジア勢対決の割には、ここまでレセプションが返らないと見ていて、スカッとしない、軟攻の多い試合になってしまいました。


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そして個人成績では、意外な人がチーム得点王に。狩野選手が、全日本で初めて?20得点の大台です。第4セットはようやく全盛期的なスパイクの威力で、打点を前にしたスパイクで決めている印象がありましたけど、いつもジャンプができないので、高いところで取ろうと頭の上でかぶり気味のスパイクが多かったですからね。でもこんなに決めている印象はなかった。


第4セットくらいの存在感があると、スタメンでもいけますね。この試合で何かつかんでくれたなら、嬉しいですが、チャンスボールの処理など、目立たない細かいミスが多かったのが残念でした。


江畑選手は疲れてますね。第1セットの序盤からジャンプしてなかった。後は中道選手のセットが低すぎ。特に座安のハイセットがびっくりするくらい低すぎて、あれでは誰も打てない。なぜあんなに低くするのか理解不可能でした。


レフト側から上げているので、ブロックは当然2枚はつくことはわかってる。低く上げるとブロックにかかりやすくなるので、何の意味があったんだろうと本当に不可解でした。今回の韓国遠征全試合、座安のセットは低すぎです。迫田のBSもそうだった。意味あるセットをしてほしい。


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そして最後に個人成績は、


[スパイク]

・狩野選手は50%、16点のスパイクと大活躍。軟攻が多かったので、でも何かすっきりしないかんじですかね。


・新鍋選手は肩の炎症とか。それでもこんなに使うのかな。休ませればいいのに。


・江畑選手は完全に疲労が抜けずにコンディションが合ってない。休ませるべき。


・井上が何とかごまかしながらも決め、荒木もミスもありながらもリズムを作った感じでした。


この試合は意識的でしょうが、レセプションが40%以下と悪いにもかかわらずに、センター線が合計40本超えと、良く使ってました。


WS:48.1%、MB:24.6%、OP:19.8%


とようやく、セットの振り分けができてきた感じ。最低でもこれくらいばらけさせないと、WSの負担が多すぎる。最終予選はWが70%だったので、異常な数字でした。このまま5人をバランスよく使っていってほしいです。


第4セットの20点以降で見られたんですが、中道選手特有のWS頼みだけは止めてほしい。20-17?で井上のLが止められ、肩の故障の新鍋がWSの2枚なので、迫田選手のWSが3連続でありました。さすがにそれではマークがつき継ぎる。しかも迫田選手のBSは本当に早いので、ちょっとタイミングがずれれば、コース変更さえ難しい。


もうちょっと使い方を序盤から考えて、20点以降でどう攻めていくのか?をゲームメイクしてほしいです。


[ブロック+ディグ+レセプション]

最も問題なのが、ここ。中道選手の上から徹底的に打たれるのは当然なので、そこをどうするのか、コミュニケーションを取らないと。ディグで上げるのか?MBと中道が入れ替わるのか?それともWSとMBがブロックカバーに入るのか?


韓国戦で、ディグが6本しか上がってないのは、ちょっと問題です。

最終予選:7.75本/セット(韓国戦)

W杯ディグ:18.33本/セット(韓国戦)

世界バレーディグ:11.33本/セット(韓国戦)


ですからね。あの最終予選の最低な韓国戦でも7.75本/セット上がってますからね。明らかに数字での違いが見られます。


レセプションは、新鍋・狩野でも上がらないとなると、練習方法を変えるべき。同じ練習をしても意味がない。コーチに打ってもらうんではなくて、選手同士で打ってもらって練習をするべきでしょう。もしくは男子選手に台の上からではなく、きっちりJフローターを打ってもらわないと、まるで練習になってない気がします。


[サーブ]

このまま落ちるサーブと変化するサーブとのびるサーブといろいろ使い分けで、攻めてほしいですね。落ちるサーブで、打点の時に手の中の持ち時間をコントロールできるようになったのが大きな成長ですね。これは大きい武器です。


結構課題の多い日本ですが、サーブの面ではプラス面があり、控え選手の前に出る姿勢をみたいです。迫田選手とかは気迫を感じますけど、新鍋・狩野・山口・座安・井上と何か今1つ覇気を感じないように見えてしまってます。

もう実質あと1か月。


メンタル面から調子を上げていってほしいです。


次週は、日本でドミニカ、プエルトリコ、タイと3連勝しなければならない相手。しっかり勝ちきってほしいです。