おはようございます。
いよいよ2011ワールドカップバレー最終戦×アメリカ戦の日となりました。日本にとっては実力的にも相性的にも最強の相手。
これまで色んな選手を特集してきましたが、大事な選手をまだしてません。
その名も女子バレー界にはなくてなならない存在となった『江畑幸子』選手。もう真鍋監督が『日本のエース』と認めるほどの信頼が今ではあるようです。今年は昨年よりもさらに上手くなりました。TV解説で中田久美さんも言ってましたが、思いっきり振らないんです。最も高い打点で、エンドラインを狙って2枚ブロック以上の時は手首でポンと打つんです。コースが良く見えて、ブロックも見えて、本当に冷静にプレイしています。そして1枚ブロックの時は、思いっきり叩き落とします。ベテラン選手のような上手さがあります。176㎝で世界では小柄の中の小柄です。セフト、ライト、バックアタックとどこからでも打てる素晴らしい選手です。しかもスパイクにパワーがある。見た目よりも重いスパイクだと思います。
そんな彼女が、W杯の個人の世界ランキングでも、残り1戦を残して、ベストスコアで8位ですよ！7位のキムヨンギョンと4点差、ドイツのコズーフやブラジルのシェイラ、イタリアのジョーリ、中国のオウイメイを抜いて上にランキングしてるんですから。もう完全に世界の超一流選手の仲間入りです。9試合でこの得点なので、1試合15得点程度していることになります。本当に素晴らしい！
そんな江畑選手の経歴をみてみましょう。
1989年 11月7日 生まれで、ワールドカップ期間中に22歳になりましたね。ニックネームはエバ。Vチャレンジリーグ ・日立リヴァーレ 所属。秋田県秋田市出身。
●小学3年：両親に勧められ、バレーボールを始める
● 高校：聖霊女子短大付属高校時代に主将として春高バレ－やインターハイなどで活躍
●2008年：日立佐和リヴァーレに入団。
●2009/10シーズンよりレギュラーのウィングスパイカーとして活躍→なぜチャレンジリーグから全日本に入ったかというと、所属の日立リバーレの菅原監督から真鍋監督に直接電話があり、全日本で通用する選手がいるから、試合を見てみてくれと直に頼まれたそうだ。それで真鍋監督が試合を見て、使ってみようと思う気になったとか。。。
●2010年4月：全日本代表メンバーに登録。2010年度の全日本代表の中では、チーム最年少選手。
●2010年8月：ワールドグランプリに出場
●2011年11月：世界選手権では、自身の誕生日でもある11月7日の予選第2次ラウンド対トルコ戦において、チームトップの24得点を挙げ活躍。銅メダル獲得に大きく貢献
●2011年6月：モントルーバレーマスターズ2011において、初優勝に大きく貢献し、ベストアタッカー賞を受賞
22歳なので、本当にこれからが楽しみ。怪我なく成長してほしい。できれば徐々にレセプションを練習し、リオオリンピックには、レセプションプレーヤーとしてコートに入っててほしいものだ。そうすれば、迫田が共に出場でき、強力なアタッカー布陣となるだろう。
W杯今大会は、木村と江畑、竹下の抜群のトス配分、佐野の守備がうまく絡んでいる。ベストの布陣からは程遠いメンバーで、10戦で7勝3敗は、素晴らしい結果だと思う。できれば中国戦は勝てた試合だったが、次につながる。今日だけは死ぬ思いで勝ってほしい。世界一を目指すならば、必ず勝ってほしい
勝ち取れ
銅メダル
I
Volleyball！！