フィラデルフィア動物園の公式ガイドブック♪ | シェアピ式園館活性法 byつまき♪

フィラデルフィア動物園の公式ガイドブック♪


フィラデルフィア動物園(アメリカ)のショップでこのように売っていた公式ガイド本、最初はとある園人さんのお土産用に買ったんだけど、よく見たらいい内容で惜しくなって自分用にした(笑)。



園の公式ガイドブックだけど日本のとはだいぶ違っていて、「トレーニングとエンリッチメント」というページがあったりする(TT)。


ということでちゃんと理解したいので、親友に訳してもらいました!しかも親友は、日本人になじみのない単語とかは注釈まで付けてくれてました!(TT)本当にありがとう!(TT)


で、全部読んだところ、やはり目汁!♪


何かにつけて、「この動物に関しては現地でこういう保全活動に取り組んでいる」とか出てくるし、いろんな動物にトレーニングをして健康管理しているし(鳥さんたちも!)、エンリッチメントの工夫もよく登場するし♪


しかも写真がメインの構成なので、とっても読みやすくてわかりやすい♪トラさんの尾から採血している写真では、口に何か(たぶんおいしいもの)をスプレーしながらしていて「へ~」と思ったり、鳥さんの体重測定法も「なるほど」だったり♪


そして、さすがな目汁文章たちが!


・先導する文化施設として、私たちはすべての年代、人種、性別の来園者に対して、教育し、惹きつけ、刺激を与える責任があります。熱意と謙虚な気持ちを持って、このことに邁進していくことは、私たちの誇りです。

「教育し」が最初に来るんですよ!(TT)「先導する文化施設」ですよ!(TT)


・フィラデルフィア動物園は、絶滅の危機にある動物たちを救うことに尽力しています。

「尽力しています」ですよ!(TT)


・素晴らしい先駆的な変化を続けること、持続可能性、保全、教育の点で、私たちは同業者たちを導いていく努力をし続けます。

んもう、ぜんぶ目汁!(TT)


・地域での主要な保全組織のひとつであるフィラデルフィア動物園

こういう存在なんですよ!(TT)



他にも、園の調査研究所があってそこに研究者たちがいたり(過去の記述の中で書かれていたことだけど)、いろんな国際保護プログラムと実際的に協働していたり、園のキュレーターたちが現地に行って保全活動を支援していたり、園で暮らしてもらう動物の選び方(理由)をきちんと説明していたり・・・存在意義をちゃんと自分で確立している感じ♪


もちろん、大々的にするばかりが保全ではなく、教育して(伝えて)来園者(市民)の意識と行動を変えようと奮闘するのも保全で、それもフィラデルフィア動物園は熱心にしてましたよ(夏季はインターンも含めエデュケーターが30人園にいるそうです!私も何度も話しかけてもらいました^^)♪


いや~素晴らしい♪そして公式ガイドブック、面白かった!♪