金山巨石群(岩屋岩陰遺跡)に行ってきました。
最初に私たちを出迎えてくれたのは、
この弱ったハクビシンの子でした。
聞くと、ガイドの徳田さんが朝発見し、怪我もないし、なぜうずくまっているのかわからないので、パンと水を置いたそうです。
道路の端にうずくまっていたハクビシンはしばらくの間、観光客の車やバスの優しい運転手にも守られながらそこにいたようです。私たちが帰るころには山に帰っていたようでした。
この子に出会った意味がきっとあります。旅の最後にそれも解いてみたいと思います。
この看板のすぐ右に階段があり、妙見神社へと続きます。
左右に小さなお社があります。
向かって左側のお社です。
妙見神社。1017番目
ご祭神 不明 おそらくはアメノミナカヌシノミコト
妙見とは北極星のことです。神社を囲う巨大な一枚岩(塊ですが)も観測所になっていて、このお社の入っている空間には春分と秋分の陽が射しこんできます。その日にご神事が行われたのではないでしょうか。
ここは普段はカギがかけられては入れませんが、ガイドがいる時は中に入れます。
こういう微妙なスキマから絶妙にその時を知らせます。
お社の上の岩は広い面積で平らに”切って”ある感じです。どうやって切ったのか。
1972年にこの奥にある岩屋ダムの建設に伴って、下呂市祖師野の祖師野八幡宮に合祀され、当社は飛び地境内社になっているそうです。
ちなみに祖師野八幡宮は古くは九頭の宮と呼ばれていたそうです。また次の機会にでも行ってみたいと思います。
この日のメインである金山巨石群の詳細は別コラムでお知らせしますね。
さて、今回の旅のキーワードは「ダム」「弱ったハクビシンの子」「金山巨石」
身じろぎしない病気のようでもそうでもなさそうな子どもが動き出して本来の場に帰る。
今見えているものは氷山の一角、真の姿は水中深く隠されている。
まるで金山巨石群のあり様そのままのメッセージと受け取れます。まだまだ、気づかなければならないことが、ここには隠されているという事かもしれません。ダムというキーワードも、一見湖のような川であって、普段は死んだように静かなのです。
そして、祭事を行われている祖師野八幡宮は「九頭の宮」と呼ばれていた。
九頭の宮とは何なのか。金山巨石が現代人に教えることは多いけれども、それも氷山の一角だと言いたげな。
九頭竜とは、「こかしらのおろち」とホツマツタヱに登場します。
その正体は、アメノホヒを生んだモチコなのです。
神社を巡ってそのあたりの伝説を拾い上げてみたいですね。
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