108day in Paris in France | ラムコーク日和

ラムコーク日和

ブログの説明を入力します。


今日はパリで最大という蚤の市へ。


駅周辺はなんだか昨日のおもしろくなかった蚤の市のような感じだったんだけど、しばらくあるいていくと、メインストリートからはずれたところにかわいい古着屋さんが。

しかし店員はアラブ系の男性。女性のものしか置いてないのに。不思議だわ 。

と思いながら少し歩くと、細ーい路地にぎっしりとアンティークのものばかりおいているエリアを発見!!

うっほほーい!!超かわゆす。


もうケチケチ旅行だから自分のものは買えないけど、妹みーまがゴールドのネックレスがほしいと言っていたし、ヨーロッパ好きの元ボスにもなんか探さなきゃ。

おお!!見ているだけでもとっても楽しい。二人へのおみやげも見つかったしよかったよかった。



のだが、私はこの日現金を持っていなかったのね。余計なものを買わないようにと、必要な時に必要な分だけお金をおろしに行こうと思ってたの。

で、ふたりのおみやげが見つかった時、ゲイっぽくてかわゆい店員にATMはどこかってきいたの。そしたら"ここからは遠いの。地図を書いてあげるけど、あなた戻ってくるかなあ、、、"と言われた。


この日はヒールは低いがサンダルを履いていたので疲れていたし遠くかあ、、、と思ったものの、行くしかないのだ。

で、地図を見ながら遠くのATMまで行くと長蛇の列。そしてやっと私の番がきたってのに、なぜかおろせない。ゆうちょと新生銀行のカードふたつとも使えない。なぜだ!!まだ残高ゼロではないぞ!!!
しかし後ろはまだまだ人が並んでいるのだ。いつまでもおろせないカードでピコピコやってるわけにはいかん。


さらに遠いけど、駅まで戻ればどっかにあるっしょ。と思ってさらに駅まで歩く。あー疲れたよお。

やっと駅周辺について警察官に聞いてみるが "いやあ わかんないなあ"

おい!!わしはもっとわからんぞ!!


しかたなく、なんとなくでずんずん歩いていくと どこまでいっても、ない。ない。ない。
もう泣きそうだよ。駅まで戻ったらそのまま帰っちゃうかも、と思っていたが、しかし、絶対に自分で探し出してやる!!と意地になって歩いていた。


そして かーーーーーーなり歩いたところでやっと発見!!わーいわーい。


しかし、あと横断歩道を渡るだけってとこで自転車に乗った男の人が話しかけてきた。

もう今はほんと疲れてるんだからやめてよお。
そう、なんとなくこいつ私のあとをつけてきてるなって思ってたんだけど、気付かないふりしてずんずん歩いてたんだ。


"どこに行くの?"
"そこのATM"
"なんか疲れてない?休憩したら?その辺でお茶でもしよう"
"むり。だってお金おろしてまたあっちのマーケットに戻らなきゃいけないもん"
"大丈夫だよ。まだ開いてるから"
"明日朝一の列車でパリを出るから今日は早く帰って荷物パッキングするんだもん"


そしてATMでお金をおろしマーケットに行こうとすると
"ちょっと待って。ここに自転車おいていくからさ"
あはっ。
"いやいや。だから無理だってば。買ったらもうすぐに宿に帰るの。ごめんね"


すると超がっかり顔で
"旅行者はいつもそう言うんだ。荷作りしなきゃいけないからって。その理由きらいだ"


しらんよ、そんなの。
だってほんとなんだもん。しゃーないじゃん。
そんなしょんぼり顔してないで、"荷づくりしなきゃいけないけど、それをほっといてでもあなたとお茶したいわ" と思わせるほど素敵な男になりなさい!!




で、やっとこさお店に戻ると
"あら、あなたすごいじゃない。戻ってこないと思ってた。あんな遠くまでいってまた戻ってくるなんて"
"実はもっと遠くのATMまで行ってきたんだから"
そーなのお!?とかわいく驚く。


ああ、かわいいわあ。私きっと前世はゲイだったと思う。だって、ほんとにゲイの人達のこと気になるしかわいいしさ。ぎゅーって抱きしめたくなる。まあ、当然むこうは女からのハグなんていらないだろうけど。


"私ひとつ聞き忘れてたことがあって、、、"
"なになに????"
"ディスカウントしてくれる?"
"はははーー!もちろんいいよ"
わーーい。


ってことで無事購入し、宿へ戻った。
冷蔵庫に残ってるもの全部つかって早めのよるご飯を食べ、シャワーをあびて、コインランドリーへ行って、、、。



ふう。9時かあ。最後に1時間くらい裏の教会へ行って、パリを見下ろしてこよう。
ってことで教会へ。


今日も大量の人だわ。今日は何人かの男の人が交代でギターで弾き語りをしている。

うん。なかなかよい。私の好きなビートルズのALL YOU NEED IS LOVEもやってくれた。ハッピー!!


階段に座って聴いてたんだけど、私の前に座っていた男の人の背中が私の足にあたりお互い"ソーリー!"
しばらくしてまたあたった。しょうがないよね。こんなにぎっしり階段に座り込んでるんだもんね。と、再び"ソーリー!"


そしてこのときちょうど私の隣のカップルがどこかへ行ったので、"そっちに行っていーい?"と隣に来た。
この人は隣に女性が座ってたからカップルで来てると思ってたけどそうじゃなかったみたい。

そしてワインを持ってきていたので私も一杯もらって一緒に聴いていた。


彼はアルジェリアから15歳の時にフランスにきたらしい。アルジェリアでは、子供の頃そばかすのある女の子にみんな恋をするんだよ。といって、私のそばかすがよい!!サンドウィッチにしてたべたい!!と言っていた。あはーー。食べさせないよ!!



子供の頃、九州のおじいちゃんが"そばかす美人"っていうんだよ。と言ってくれたのを思い出した。
だから私はそばかすがあっても全然気にしていなかったのだ。おじいちゃんありがとう。



そしてワインがなくなったのでもう一本買ってこようか?と言われたが、いやいや、わしは明日早いんだよ。もう帰らなきゃ。



そう、私はの明日朝ちゃんと起きれるかめちゃくちゃ心配していたのだ。

だって、ここ最近ずっと10時半起きだったんだもん。


ニューヨークからメキシコへ向かうときも早起きだったがそのときはみーまが一緒だったでしょ。その後はメキシコからキューバは午後の便、キューバからジャマイカも午後の便、ジャマイカからロンドンは夕方の便、ロンドンからパリへは夜行バス。


ね、久々にひとりで早起きしなきゃいけないから超不安なんだよ。

明日は7時くらいにはチェックアウトしたいんだよ。



ってことで、彼とパリの夜景にさよならして宿へ。


おやすみーーー。







2009.8.9