昨日、日本テレビ系「ニッポン人が好きな100人の偉人!」を観た。
突っ込みどころが多くあったが、全体的に非常におもしろかった。「嫌い100人バージョン」もぜひやってもらいたいものである(むしろこっちのほうが観たい)。
100人の中には「期間限定入賞者」が大分いたが、上位に関してはいつアンケートをとっても同じような結果になるのではあるまいか。
特に1位の織田信長は不動であろう。
歴史が好きな人も嫌いな人も彼の名を挙げる人が多いであろう。選り好みのあまりない私でも、やはり1人を挙げろといわれれば、彼の名を挙げるであろう(嫌いな面がないわけではないが)。
ただ、私は「桶狭間の戦い」について信長が「計算ずく」で勝ったとは考えていない。どちらかといえば「まぐれ」だと思っている。
確かに信長が情報戦を駆使していたことや、今川義元が油断していたことは間違いない。
しかし心境としては、万が一にも勝てるとは思っていなかったのではないかと信じている。
信長が確実に勝ちにいっているのは、桶狭間の戦いの後である。常に敵を凌駕(りょうが)する大軍でもってねじ伏せているのである。
それは「大軍で攻められることの恐怖」を桶狭間で体験した信長が、敵に対しても行い始めたのであろう。
● 今川義元 ●
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