潮騒のメモリーズの衣装の作り方☆no.1~材料~ | 傾奇者子守唄~かぶきものこもりうた~

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2009年10月、2011年9月、2014年4月生まれ、6歳・4歳・1歳の3人娘の子育て日記。
2016年1月、第4子長男誕生。
子どものこと、薪ストーブのあるお家のこと、日々の出来事をつづります。
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『あまちゃん』放送終了間際から最近まで、潮騒のメモリーズの衣装の作り方に関するコメントやメッセージを数件いただいております。

作って欲しいというオファーもありますが、申し訳ないのですが、お断りしている状態です。

放送が終わってもまだまだ潮騒のメモリーズは熱いよね。

ハロウィンパーティーで子どもに着せたい、文化祭で着たい、忘年会でやりたい・・・など、こうしたご要望にお応えして、衣装の寸法や作り方を、時間を見つけて記事にしたいと思っています。

傾奇者子守唄~かぶきものこもりうた~-1

まず始めに、私の裁縫技術は中学校の家庭科レベル+ネットで得た知識で、ミシンは家庭用の普通のミシンです。ロックミシンは持っていません。

「私にも作れますか?」と問い合わせをいただきますが、やる気さえあれば、誰でも作れると思います。

私は2種類の布で各2人分合計4着作りました。

第1号は、市内の手芸店で買った雪絣っぽい模様の和柄の紺地の布で。

第2号は、ドラマと同じ柄の絣で。

それが次の画像です。

傾奇者子守唄~かぶきものこもりうた~-2
(赤が第1号、青が第2号)

並んでもさほど違和感はないかと思います。

身頃は絣で、襟は白い布に白いスパンコールを縫いつけて、袖はオーガンジーで。

スカートはベースになる生地にオーガンジーのフリルをつけて、ウエストにゴムを入れています。

使用する布は、身長100cm、1着分でざっとこんな感じです。

<上衣>
・絣 36cm巾×1m50cm
・袖用オーガンジー 1m巾×70cm
・襟用白布 1m巾×10cm

<スカート>
・フリル用オーガンジー 1m巾×1m
・スカート 1m巾×32cm
・ウエストリボン用サテン 1m巾×30cm

身頃の生地をどうするか悩むところだと思います。

私は、友人がネットで購入した絣を譲っていただいたもので第2号を作りました。

下の画像も青が絣で、赤が普通の生地で作ったものです。

傾奇者子守唄~かぶきものこもりうた~
(↑青が3~4歳、100~110cm)

絣は反物なので布幅が約36cmと狭いため1.5m程使いますが、普通の1m巾の布であれば長さ1mあれば十分足ります。

金額は、絣が1,800円/m、他の布は300~500円/m位です。

絣で作った場合、合計およそ4,500円程度でしょうか。

ほかに、身頃に縫いつけたスパンコール&ビーズや、ウエストリボンに使用した接着芯、頭につけた帽子やリボンなどの材料代が加算されますが、これらはなくてもokだと思います。

襟の白いスパンコールは100円ショップセリアで一連になったものを使いました。

傾奇者子守唄~かぶきものこもりうた~

「つながってるスパンコール」約3.8m1巻きで1着作れます。

普通の生地で作った場合は模様が少ないので、身頃のスパンコール&ビーズを多めにつけてみました。

同じ柄の絣はなかなか手に入りにくいですよね。

ちなみに、柄が少し違いますが、ドラマでアキちゃん達海女さんが来ていたものと同じ柄の絣は、久慈市内の呉服屋さんで購入することができます。(6月時点)

「やす田呉服店 久慈」で検索するとホームページや問い合わせ先が表示されると思います。

奥さまがとても良い方で、メーター単位で売っていただくことができました。

オーガンジーの袖とスカートのフリルが華やかなので、絣でなくても潮騒のメモリーズの雰囲気は十分に出ると思います。

私はスカートフリルにオーガンジーを使いましたが、クレープという素材も揺れたときの感じがきれいですよ。

傾奇者子守唄~かぶきものこもりうた~
(↑慶子の両サイドが、クレープ生地を使った友人姉妹のスカート)

製作日数もよく聞かれますが、スカートに1日、身頃を縫うのに1日、スパンコールなどの装飾に1日といった感じで、1日3~4時間集中して作って、3~4日でできると思います。

一番苦労したところは、袖の大きさです。

型紙が無い状態での製作ですので、自分で型紙を作り、何度も作り直して大きさを調整しました。

この辺の寸法も別記事でアップしたいと思っています。