上のタイトル↑のようなチラシを新しく作成いたしました。
サロン様からは、当初から好評をいただいております
髪や頭皮に好ましくない成分についてや、
市販されているシャンプーの秘密。
また、ヘアケアに使えるシャンプーを選ぶポイント。
といった内容となっています。
その中で、
「タンパク変性(皮膚や毛髪を傷める)を起こす
界面活性剤」 についての記述があります。
皮膚や毛髪を傷めるとは具体的にどういうこと
でしょうか。
石油硫酸系の界面活性剤を配合した
シャンプーが、いかに 「タンパク質」を壊す(溶かす)のか、
実験しましたので、ぜひご覧ください。
(zizania info plus No.16 より抜粋)
【タンパク変性実験の仕方】
用意するものは以下です。
・生卵(白身)×2個
・透明のコップ×2個
・かきまぜるスプーン×2個
・市販のシャンプー(透明のものの方がいいです)
・ジザニアシャンプー(YでもRでもかまいません)
これで準備完了です。
1)まず、透明のコップに卵の白身だけを入れる。
(ご存じかと思いますが、卵の白身はタンパク質です)
同時に2つ同じものを作って下さい。
2)市販のシャンプーとジザニアのシャンプーを
それぞれに入れる。左がジザニアR、
右が市販のシャンプーを入れました。
市販のシャンプーも安物ではなく、天然を謳い、値段も
ジザニアシャンプーと同等の値段のシャンプーを使いました。
3)2つ同時に混ぜる!
4)結果、ジザニア入りの白身は全く変化なしですが、
市販のシャンプー(右)は、タンパク変性をして、白く濁り、
とろみが出てしまいます。
髪の毛も白身と同じタンパク質です。
ドライヤーなどの熱によるタンパク変性の傷みだけでなく、
このように間違ったシャンプーを選ぶことで、髪に大きな
ダメージを与えてしまいます。
しかもタンパク変性の度合が高くなればなるほど、
水分保持力が低下し、乾燥しやすく(傷みやすく)
なってしまいます。
さらに、一度起こってしまったタンパク変性は元には
戻りません。
(一度ゆで卵になってしまったら、生卵には戻らない
のと 同じです。)
石油硫酸系の界面活性剤を配合したシャンプーは、
どんなに天然成分を使っていてもケアで使えるシャンプー
にはなりません。
また、サロンでどんなクリニックな施術をしようとも、
ホームケアができなければ何の意味もありません。
そういう意味でシャンプーは一番重要なアイテムです。
家でも、お店でもできる実験ですので、一度試してみては
いかがですか。
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