『【エッセンシャル版】マネジメント 基本と原則/P.F.ドラッカー/上田惇夫 訳』


『10 仕事と労働」の章の P57 に、


仕事の論理労働の力学に従ってマネジメントしなければならない。

 働く者が満足しても、仕事が生産的に行わなければ失敗である。

 逆に仕事が生産的に行われても、人が生き生きと働けなければ失敗である」


と記載されております。個人と組織の関係を言い得て妙だなと感じております。照れスター


労働の力学とは、自分自身のモチベーションとか成長などの話です


仕事の論理とは、組織の社会的使命に対する成果を上げることです


「最後まで諦めずにやる」ということは、「仕事の論理」を理解して、

自分自身が出来るやり方で「成果」「結果」を上げることですびっくりマークびっくりマーク


大事なのがプロセスという人もいますが、やり方は自分自身に合ったやり方で良く、

人の不評・不快感を買うことがないのであれば、私自身はあまり重要とは考えていません。

個々人にとっては、「成果」「結果」を上げた経験と、自分で切り拓いたという自信が必要であり、

そのやり方は、自分流で良いと思います。(それが自分の成功のレシピになるので)グラサン


仕事である以上は「成果」「結果」を上げないと意味がないので、

「成果」「結果」の定義を組織で擦り合わせ、結果が出るまで徹底してやることが大切です。


「結果」の出ていない人は、「成果」の定義を間違えていることが多々ありますが、

それは、また、別の機会に記事にしたいと思います。 飛び出すハート


最後までお読みいただきありがとうございます。音譜アップ


成功するためには、行動を起こす必要があります…

 

しかしながら、残念なことに、「人」には、「現在」というぬるま湯に浸かっていたい…

 

このような、心の態様が強くあることが、古くから知られています。「現状維持バイアス」とも言われるこの厄介な存在は、今、自分がいる場所に留まり続けたいと思う、心の根のようなものです。

 

何か、「行動」を起こそうとするときに、出現するこの「悪魔👿の囁きは…」

最初の一歩を踏み出す、その足を竦ませ、今いる場所から、中々踏み出せないようにします…

 

良く考えてください…

 

私達の周りにある、「現状維持バイアス」の囁きは無数に存在します…

 

何かをしようとする時に、「無理」「難しい」「出来るはずがない」という周囲からの「声」に、ついつい、靡い(nabi)てしまう自分がいることを…「人」は成功への近道がないことを本能的には知りつつ、何か「自分だけは損したくない」と考えてしまうものなのです

 

だから、悪魔が囁くと、ついつい、そこに立ち止まってしまう修正を持っているのです

 

太古の昔、私達の祖先が猛獣蠢くジャングルや草原において、自分達を護るために、身に付けてた生き残りのための装置が私達のDNAには組み込まれているのだから仕方のないことなのかもしれません。

 

だけど、適者生存の原理で考えた場合、現在社会では、そのブレーキがあることにより、過度に慎重になるくらいであれば、そのブレーキをはずす勇気を持ち、自分自身を信じて、最初の第一歩を踏み出せば良いのではないでしょうか…

 

敢えて、断言をさせていただきますが…

 

この世に無駄なことなどないのです…全ての経験は貴重であり、あなた自身を次のステージへと導いてくれることは間違いありません。しかし、あなたが、今の状況に囚われることを選択したとするならば、それ自身も1つの選択だとは思います。

 

但し、変化を恐れず、流れに身をまかせ、自分に出来ることを、ひとつひとつこなしていったならば、その先には、経験値を上げたあなたという存在が待っているのです。

 

これが、どれだけ、成功へと導いてくれるかということは、言わずもがなですね

 

 

皆さんは、自分が困ったときに、自分を見捨てる人と、

親身になって助けてくれる人のどちらについていきますか?

 

どちらの人に、ついてきたいかは、明明白白ですよね。

 

自己責任で考えることと、どう関係があるかと言いますと、

親身になって考えてくれる人は自己責任原則で考えている人だからです。

 

困難は我が友であり、困っている人を放ってはおけない。

何故なら、その人が困っているのは、自分が助けるためだと、

本気で考えているような人だからです。

 

自己責任で考えない人は、他人を助けるということだけでなく、

自分のしでかしたことに対しても、責任をとろうとせず、

他人や環境のせいにばかりしているような人です。

 

成功する人というのは、人がついていきたいと思うような人です。

だから、成功するためには、自己責任で考える必要があるのです。

 

成功をつかむためには、ときには困難が伴うものです。

困難は時に苦しいこともあるでしょうが、

仲間がいれば、苦しみは半分になり、喜びは倍になる。

 

何故、成功する人が、自己責任原則で考えるかが分かりましたか?

 

成功する人は、間違いなく、自己責任で考えている人です。

 

成功する人は、自らの成長のために、自分を客観的に見て、

自分に足りない部分についての鍛錬を怠らない人のことを指します。

 

成長しない人に、成功する人はいません。

逆説的に言えば、成功するためには成長する必要があるのです。

 

エリック・バーンという精神科医が、真理を得た言葉として、

"「過去」や「他人」は変えれないが、「未来」と「自分」は変えれる"

と、残しております。

 

変えれない「過去」を悔み、変えれない「他人」に嘆くよりは、

これから起こる「未来」を創るために、「自分」変えていく必要があるということです。

そのためには、自己責任で考え、何かうまくいかなかった時は、自分のやり方が悪かったと思い、

常に自分自身をバージョンアップしながら、突き進んでいく必要があるのです。

 

そのためには、先に述べた、事実には謙虚に向き合い、人に誠実に向き合えば、

自ずと自己責任で考えるのではないでしょうか?

人から好かれるようになれば、成功は自ら近づいてきます。

 

YouTubeでよくみかけるドッキリとして、

最初は浮浪者のような格好で店に入ろうとしたり、

ナンパされたりして、断れるが、実は金持ちだったりして、

「あなたチャンスを逃しましたね」という

「オチ」になっているものを見かけることがあります。

 

私はこの手のドッキリが必ずしも好きではありませんが、

ある意味、人間関係における示唆を教えてくれているように思えます。

 

人生とはチャンスに満ち溢れているのですが、

自分達の先入観により、自らのチャンスを潰しているのかもしれません。

 

選り好みをせず、全ての人に誠実に接していれば、チャンスになったことも、

選り好みをすることにより、チャンスが指の間をすり抜けていった良い例です。

 

私達は全ての人と接する機会があり、

全ての人が、自分を成功へと導いてくれる、ポテンシャルを持っているのです。

 

残念ながら、私達は常にそのような考えにはなっていませんが、

敵の数が、味方を上回るような状況では、

成功することが遠ざかるとは思いませんか?

 

人を尊重し、敬意を表し、誠実に対応しない人が、

絶対に成功しない理由が、分かっていただけたのではないでしょうか?