出演: 稲村徹、東地宏樹、星野貴紀、上田祐司、
時間:70分、2005年
【エピソード】
第1話「みらい出港」
第2話「ミッドウェー」
第3話「漂流者」
ジパングのアニメ版は全26話、コミックでは7巻途中までカバーしています。最終話は草加少佐が満州に行き、角松二佐が彼の後を追いかけてゆく場面で終わります。
アニメの第1話前半は、角松二佐の少年時代の思い出や、角松・菊池・小栗の江田島来訪シーンなどコミックにはない逸話が挿入されています。また小栗三佐が当時江田島でお世話になっていた、下宿先のお婆さん(8巻・外伝)が12年後も健在なことがわかりました。
ミッドウェー海戦を見て、これにどうかかわるか議論する角松・菊池・小栗の三人。性格が良く表れています。
菊池三佐:「・・60年後の兵器だぞ。我々の行為一つで、未来が大きく変わってしまう。・・我々は、歴史にとって危険なんだ。」
→ 冷静で慎重派。
小栗三佐:「この新鋭艦でどれだけ戦えるのか、試してみろってことじゃないのか!?見ろ菊池、あれは戦争だぞ!」
→とにかく行動の現状肯定派。
角松二佐:「腹が立つ。うぬぼれや過信で作戦をおっ立てて、これだけの艦・戦闘機・何より優秀なパイロットや船乗りが失われたことを思うと、はらわたが煮えくりかえるほど腹が立つ!!」
その後ロストした僚艦の確認と、乗員の安全な帰港が第一だと発言。
→ 熱血漢だが的確な指示を出す副長。小栗と菊池には予想外の言葉だったらしく、口をポカンと開けていました。
ぜひアニメは続編を作ってほしいのですが、コミック7巻分がアニメ26話分に相当する事を考えると・・、つまりコミック全43巻=アニメ約160話分ということですよね!
これはちょっと全部は難しいかなあ、中身省略でもしない限り・・。せめてドイツ編ぐらいまでは見たかった。あの辺最高に面白いので。