◆秋田の山林で高齢女性の遺体 クマに襲われたか 1頭駆除
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160610/k10010552061000.html
同じ地区の山林では、先月下旬、タケノコ採りの男性3人が相次いでクマに襲われて死亡

青森県十和田市の自営業、鈴木ツワさん(74)、7日から行方不明

9日、鹿角市十和田大湯の山林近くの道路で無人の車が止まっているのを通りかかった人が発見

警察・消防が、10日朝から捜索

午前10時半すぎ、鈴木さんの車が止めてあった近くの山林から遺体を発見

損傷が激しい高齢の女性の遺体

警察は鈴木さんとみて身元の確認を進める

上空からクマが目撃されたことなどから、鹿角市が地元の猟友会に緊急で駆除の要請

午後2時ごろ、遺体が見つかったすぐ近く(10mほど)で猟友会のメンバーがクマ1頭を駆除

駆除されたクマ、体長およそ1メートル30センチ、5~6歳メスのツキノワグマ(成獣)

駆除されたクマが人を襲ったとみられるクマかどうか不明

捜索現場付近で、複数の場所でクマが目撃、ほかにもクマがいる可能性がある

鹿角市は、引き続き現場周辺の山に入らないよう呼びかけるとともに、10日、新たに、捕獲用のオリを設置(抜粋)

駆除から1日経ったけど、食害グマとの確定ニュース無し。

★鹿角4件の死亡事故・続報その2(2016.6/10)
http://ha3.seikyou.ne.jp/home/kmaita/  このメスグマは、第四犠牲者の殺人グマではないだろう。
既に第三犠牲者は、この時期のクマ密度から言って複数のクマに食害されたはずだ。

① 射殺まで30時間を経過しており、オスグマを差し置いて遺体の傍で長時間、蟠踞はできない。
殺人グマではない。

② 次にクマの解剖で留意点。
 殺害から食害を続けたのなら、胃体部から大腸の中間部あたりまで人肉様体が充溢していなければならない。
人肉様体とタケノコが、交互であるなら食害参加グマであろう。

③ 過去、蟠踞グマが射殺されて、メスグマだった例は記憶がない。
よって射殺グマは第三犠牲者で味を覚えた、劣位の母子グマであろう。
解剖所見によっては、殺人メスグマの可能性は否定しない。
すでに食害グマは複数、いるだろうから。
全体的に見て第一から第三被害者までは、若いオスグマによる殺人の線は消えない。
前のアップで、どのようなクマでも蟠踞グマは射殺が必要としたのは、そこにある。(抜粋)

蟠踞(ばんきょ)
〔とぐろを巻いてうずくまる意から〕
広い土地に勢力を張って、そこを動かないこと。

(´・ω・`)
食害グマが駆除されたんならそれで良い話だけど、人肉の味を覚えた他の食害グマが何頭か残るんでしょうね。

「本州の山の王」は、ツキノワグマ。
無手の人では、太刀打ち不可能。
クマの領域に、お邪魔するんだから其なりの対策が必要だという事を忘れた報いは「己れの命」…
自然の摂理を忘れた者に、野生は容赦しないか(ため息)