◆放射線で成長止まる?=原発避難区域のモミ‐放医研
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015082800873
 放射線医学総合研究所は28日、東京電力福島第1原発事故の避難指示区域に自生するモミの一部について、放射線の影響で成長が止まった可能性があると発表した。
検証を依頼した環境省は今後、詳細な再検証を検討する。
避難指示区域の動植物の形態変化が見つかったのは初めて。

環境省によると、放射線量が最も高い福島県大熊、浪江両町の「帰還困難区域」で昨年12月、主幹の成長が止まっているモミが多数見つかった。
3地点で計441本を調べたところ、空間放射線量が高い地点の順に98、44.27%の出現率だった。

変化は12年以降に多く発生し、14年には減少していた。
比較のため茨城県で実施した118本の調査では、6%の出現率だったという。

放医研によると、モミなどの針葉樹は放射線の影響を受けやすいほか、風害や食害などによっても形態変化が起きるという。

◆福島第一原発周辺のモミに異常
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150829/k10010208401000.html
https://pbs.twimg.com/media/CNh472QU8AAkPEx.jpg:large
原発からの距離 放射線量(μSv[マイクロシーベルト]/毎時[h]) モミの異常率
3.5km 約34 98%
8.5km 約20 44%
15km 約 7 27%

映画原発近くの高線量エリアで、モミの木に高い頻度で「形態変化」(福島15/08/28)
http://www.youtube.com/watch?v=kSqVh0gplt0

■福島復興支援本部 環境動態・影響プロジェクト
http://www.nirs.go.jp/rd/structure/fph/pedre.shtml

■放射線量が特に高い地域でモミの形態変化を調査:放射線医学総合研究所
http://www.nirs.go.jp/information/event/report/2015/0828.shtml

☆帰還困難地域
https://kotobank.jp/word/%E5%B8%B0%E9%82%84%E5%9B%B0%E9%9B%A3%E5%8C%BA%E5%9F%9F-190433
 帰還困難区域原子力災害により放射線の年間積算線量が50ミリシーベルトを超え、5年間を経過しても年間積算線量が20ミリシーベルトを下回らないおそれのある地域。
5年以上の長期にわたって居住が制限される。
2011年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故で拡散した放射性物質による住民の生命・身体への危険を回避するため、同年11月に国が設定した。
12年12月現在、福島県南相馬市、飯舘村、大熊町の一部が同区域に指定されている。 (2012-12-11)

【関連】
★チェルノブイリ25年が英国の羊に被害[2011/06/03]
http://hatigatunokujira.at.webry.info/201106/article_3.html

映画映像報告「チェルノブイリ・28年目の子どもたち」
http://www.youtube.com/watch?v=3hv-5bW17Rs

★福島でシジミチョウ、アブラムシに形態異常、遺伝子変化、腫瘍! 放射線量が高いほど形態異常が多い! 内部被ばくで形態異常に![2013.03.09]
http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/276963/504916/75831657

★福島のワタムシに形態異常 1割以上で脚壊死 北海道大学調査(共同) ワタムシだけか?[2014.03.21]
http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/899.html

映画大熊町で本格的な除染作業開始 帰還困難区域で初(福島15/08/28)
http://www.youtube.com/watch?v=tiP22KSY-A4

(´・ω・`)
チェルノブイリの例からすると
 ↓
5年後辺りから生態系への影響が顕著に出始める
 ↓
20年後のピークまで健康被害で寿命全体が短縮するほどの影響が出る
 ↓
今、原発事故から4年5ヵ月
放射線の影響、「本番」はコレからか・・・(-_-;

救いは原発爆発規模が、チェルノブイリ>>>福島原発
樅の主幹にだけしか、異常が出ていないこと

他の動植物にも、異常が出だすとヤバいと思うこの頃あせる

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