三国志作家の玄子(げんし)です。
気が向いた時に更新
とりあえず三国演義を楽しむ「とりあえず三国演義」
第十回【勤王室馬騰舉義 報父仇曹操興師】
王允と呂布、貂蝉の働きにより人々を苦しめていた董卓を黄泉の国へ送り出しホッとしたのも束の間。
董卓の忠臣(っていたんすね!)だった李傕たちが逆ギレして、王允も董卓の待つ黄泉の国へ、、、。
さらには帝の命まで狙う李傕たち。
前より状況、悪化!?
帝は頼りにしていた王允を失ったショックを隠しきれませんでしたが気丈に振る舞います。
「王允はもういないのに、なぜまだ軍を退かない?」
李傕たちに撤退するよう促すと
「王允を討って功を挙げたのにまだ、なんのご褒美も貰っていないから撤退しないのです」
帝を脅すではありませんか!!!
王允が董卓を討ったのは勅令だったのに、、、。
が。まだ幼い帝は彼らの要求に応えるしかありませんでした。
思い通りの爵位を手にした李傕らはやっと軍馬を撤退させました。
ところで!気になりませんか?
李儒!!
呼んでもいないのにやって来る李儒!
当ブログ内では董卓が殺害された時、かつて手にかけた幼い帝の亡霊にうなされて病の床に伏せたことになっていました。
殺された帝は、今の帝の異母兄でした。
三国演義では、董卓の後を追うようにすぐに呂布らによってあの世へ送られています。
実際にはどうだったのかといえば、李傕たちと合流しています。
で。帝に「兄上を殺害した罪は重い!」粛清されかけますが、李傕らに取りなされ一命を取り留めています。
その後は知らず
こうして権力を手にした李傕たちは、世間ではどう思われようがやはり董卓の忠臣でした。
彼らは、董卓を「王」としてしっかり葬儀を行って埋葬することにしたのですが、、、
董卓、死しても尚、その破壊力は半端なかったのです!!!
董卓の葬儀に何が起きたのか?
気になる続きはまた次回!
今回もお付き合い頂き、ありがとうございました!