三国志作家の玄子(げんし)です。
とりあえず三国演義を楽しむ「とりあえず三国演義」
第九回【除暴兇呂布助司徒 犯長安李傕聽賈詡】その11はやっと!!!
除暴兇呂布助司徒です。前置きが長かった〜!
董卓、遂にご入城です
軍隊は門の外で待機。
次に董卓を見るときには、帝になっているのですワクワク
董卓さま、行ってらっしゃいませ〜\(^ω^)/
将兵たちに見送られて董卓とお供の者二十数人が入城すると門扉は重い音を立てて閉じられました。
李粛は宝剣を隠し持ちながら董卓の乗った車を押して宮廷の正殿へ。
行くと!!
そこには剣を手にした王允が!!!
「な、何で王允が剣を持ってんの!?」
驚いた董卓が李粛に尋ねると、李粛は、、、無視!
顔色一つ変えず、車を直進させます。
「え?なに?止めろ!!!」
慌てふためく董卓を乗せた車がやっと止まると
「逆賊、ここにあり!!!こいつを討ち取る勇士、出てこいやぁ〜」
普段の大人しい王允とは思えないハツラツっぷり!
王允の呼びかけに応じて100人余りの兵が両脇から登場し、董卓を車から引きずり下ろしました。
肩を刺された董卓は大声で
「奉先(呂布の字)は何処にいるぅう!!」
必死に呂布を呼ぶと、ひょっこりと車の後ろから現れました。
これで助かった!!!と安堵の笑みを浮かべた董卓に
「勅令により、逆賊を討つ!」表情を変えずに言い放つと
ひええええええええええええええええ
遺言も辞世の句も遺させる事なく喉を刺し、李粛が手早く首を(以下略)
呂布は左手に戟を持つと、右手で懐から詔書を取り出して大声で言いました。
「詔により、逆賊・董卓を討った!問答無用!!」
記者会見は開かないようですが、城門を開いて董卓を討ち取ったことを宣言すると、みんな大喜び!!
やっと、、、やっと解放されたぁあ!!!
董卓政権の悪夢がやっと終わったのです!!!
おめでとう〜!!!
これが除暴兇呂布助司徒だったのです。
呂布、残虐にして凶悪な董卓を討って司徒(王允)を助ける!
民衆も帝も王允、呂布に感謝したことでしょう!
ですが、王允、大事を成して気が緩んだ?
一気に人心が離れちゃうことをしちゃうのです!
これをやらなかったら忠臣だったのにぃ!!
王允は何をしでかしちゃったのか?
気になったら来週もまた宜しくです!