三国志作家の玄子(げんし)です。

とりあえず三国演義を楽しむ「とりあえず三国演義」

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第九回【除暴兇呂布助司徒 犯長安李傕聽賈詡】その10

 

董卓を救いたいのか、李粛の言い訳を楽しみたいのか?


天のメッセージはついに佳境を迎えます。

っていうか、まだ続けんのかい!って話ですがあと少し、おつきあいを!

 

今度は董卓の前に青い道着をまとい、白い頭巾をかぶった道士さんが現れます。

手には長い竿。


竿の先には2枚の布が括り付けらていたのですが、その2枚の布に書かれたいたのは「口」という文字。

 

ね〜ね〜、李粛。あれなぁに?

 

帝位に就く直前なので色々と意味不明な現象が気になるようです。


董卓に言われて道士に気づいた李粛はギクッとします。

 

赤裸々すぎるべ、それ〜〜〜〜〜ポーンポーンポーンポーンポーンポーン

 

白い布に、口二つ。こんな感じ。

この漢字って???

 

そう!!!呂布の!!!

 

それが布に書かれていた?

そう布!!!呂布の!!

 

ってことで、呂布!!!!

呂布に気をつけろぉおおおっって天の叫びでした。

 

その意味を察知した李粛は、ここまで来てなんだよ、おい!と思ったのか、

天の忠告を翻訳するのが面倒になったのか、董卓に向かってこう答えました。

 

「ああ、あれは、、、、精神的にいっちゃっているヤバイやつです!真顔あせる


んで、董卓が気にしないよう、サッサと兵士に道士を追い払わせました。

 

 

李粛、、、何気に陰の功労者ですね!


李粛の適当な答えを鵜呑みにしちゃうくらい、董卓は舞い上がっていました。

 

けど李儒がいたら今回は結構危なかった!!!

こんなギリギリまで攻めてくるとは!

 

天はここまでやられたら、もういいわ、天命ですわ〜とやっと諦めました。


ってことで!!!

 

やっと明日、タイトルの前半部分、除暴兇呂布助司徒です!

あ〜長かったね〜。

董卓はまさに憎まれっ子世に憚るタイプでした。

 

次回、ついに歴史が動きます!!!