矢沢永吉さんが、

「コンビニ?使うよ。矢沢はコンビニ行かないってイメージがある?

そんなわけないよ、あんな便利なのに。そういうのはイメージであって、

虚構の世界だからね。」

というようなことを、TVでおっしゃっていました。


私はジャッキーチェンが大好きなのですが、

ジャッキーもNGシーンでは、命綱をつけて撮影している様子なども、

しっかり公開しています。


難しい格闘シーンでは、失敗して苦笑いしていたり・・。


そういうのを、ファンタジーが壊れる・・などといって、

嫌がる人がいます。


だけど、私は、むしろ、そうやって、舞台裏を公開するほうがいいと

思います。


本当にやっているわけではないんだ、と、

きちんと公開して、これは映画なんだよ、と、明らかにするほうが、

なんだか、クールな気がする・・というか、

安易にまねする人間を減らせそうな気がします。


単に体を鍛えれば、そういうすごいことができるのではなくて、

きちんと舞台装置の勉強をして、

大勢のスタッフの安全に気を配りながら、

ひとつの作品が成立しているということです。


虚構の世界と真実との論理的な区別が

必要だということです。