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内容紹介
香港の大規模デモの背景には、
中国共産党政権が怒濤のごとく展開した
「大外宣」=「大プロパガンダ」戦略があった!
中共はメディアを通じて香港世論を誘導しようとして、
強引に香港メディアに干渉した結果、
報道の自由は瀕死となり、
市民の既存メディア離れを引き起こした。
メディアが正確に世論を反映し、
それが政治を動かすという健全な〝機能〟が損なわれると、
世論の表明は「デモ」という力業で行うしかない……
それが現下の香港の実像である。
本書は発展著しい1980~90年代、
中共深圳市委員会宣伝部に勤務し、
中共プロパガンダの手法を知り尽くしている著者が、
10年にも及ぶ取材・執筆を経て世に問うもの。
香港は勿論、アジア諸国、アフリカ、中南米、オセアニア、ヨーロッパ、
そして米国と世界を股にかける中共のプロパガンダの実態と歴史を徹底的に分析している、
現在の世界情勢を理解するのに欠かせない一冊である。
主な内容
●中国共産党対外プロパガンダの70年にも及ぶ歩み
●中共は対外プロパガンダを対象地の媒体やひとで展開する
●なぜ世界中に中国語メディアが展開されているのか?
●返還後香港メディアは中共の提灯持ちに成り下がった
●中共の台湾メディアへの紅い浸透
●中国の対外プロパガンダは失敗した
●2018年、米国は中国のプロパガンダ阻止を開始した
内容(「BOOK」データベースより)
米国が中国に警戒を深めるようになったのは、
本書の元原稿だった!
世界情勢にも影響を与えた本書は中国のプロパガンダ政策のすべてを白日の下に曝す!
著者について
著者略歴
何 清漣(か・せいれん)Qinglian He
経済学者・ジャーナリスト。
1956年、中国湖南省生まれ。湖南師範大学卒。
上海・復旦大学で経済学修士号を取得。
湖南財経学院、曁南大学で教鞭をとり、
中共深圳市委員会宣伝部に勤務の後、
『深圳法制報』で長らく記者を務めるかたわら、
中国社会科学院公共政策センターの特約研究員となる。
98年に政治経済学の視点から中国社会の構造的病弊と腐敗の根源を衝く
『現代化的陥穽』(邦訳『中国現代化の落とし穴』〔草思社刊〕)を出版。
知識人層から圧倒的な支持を得たが、
共産党政権下の政治的タブーに踏みこむ言論活動を貫いたため、
国家安全当局による常時監視、尾行、
家宅侵入をはじめとするさまざまな圧力を受け、
2001年に中国を脱出して米国に渡った。
現在はプリンストン大学、ニューヨーク市立大学で研究活動を従事し、
『当代中国研究』誌などに意欲的な論考を発表して精力的な活動を続けている。
なかでも、渡米後の2004年に刊行された『中国の嘘』(小社刊)は、
記者としての現場体験を踏まえた白眉の中国メディア論であり、
中国におけるメディア・コントロールと言論統制の恐るべき実態を描ききった労作として高い評価を得ている。
他の著作に『中国の闇』(小社刊)
『中国——とっくにクライシス、なのに崩壊しない“紅い帝国"のカラクリ』(ワニブックスPLUS新書)がある。
混迷を深める現代中国の動向を語るうえで欠かすことのできないキーパーソンのひとり。
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訳者略歴
福島香織(ふくしま・かおり)
ジャーナリスト、中国ウォッチャー、文筆家。
1967年、奈良市生まれ。
大阪大学文学部卒業後、1991年、産経新聞社に入社。
上海復旦大学に業務留学後、香港支局長、
中国総局(北京)駐在記者、政治部記者などを経て2009年に退社。
以降はフリー・ジャーナリストとして月刊誌、週刊誌に寄稿。
ラジオ、テレビでのコメンテーターも務める。
主な著書に『潜入ルポ 中国の女』(文藝春秋)
『中国複合汚染の正体』(扶桑社新書)
『中国絶望工場の若者たち』(PHP研究所)
『本当は日本が大好きな中国人』(朝日新書))
権力闘争がわかれば中国がわかる』(さくら舎)
『孔子を捨てた国』(飛鳥新社)
『赤い帝国・中国が滅びる日』(KKベストセラーズ)
『「中国の悪夢」を習近平が準備する』(徳間書店)などがある。
月刊『Hanada』WEBニュース『JBプレス』でも連載中。
ウェブマガジン「福島香織の中国趣聞(チャイナ・ゴシップス)」毎週月曜発行。