抗がん剤治療 5クール目 その1 | 山あり谷あり備忘録

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2011年お正月。いきなり卵巣癌の告知を受け、日々、手作繰り状態で癌と闘うzeroの、のほほーん日記です。少しでも同じ病で悩む方のお力になれましたら幸いです。。。

これが終われば残りは1回となる5回目の治療。


もう、ツメはガタガタで、薬を流した血管は硬くなり、手足のしびれは

全く抜けなく、腰痛などの関節痛も残り続けるようになりました。

それだけ強い薬を体内に流しているんだと実感することが多くなって

きました。


私は気づかなかったのですが、抗がん剤が入れられた点滴の袋には

「毒」と書いてあるとかないとか。

そういえば、看護師さんによっては、抗がん剤の袋には目隠しの袋を

かぶせる方もいらっしゃったか...

先生や看護師さんも、胃薬や吐き気止めのときは素手で取り扱う

ところ、抗がん剤の袋に触れるときにはゴム手袋をつけて扱うことが

多いですね。

とある方の治療中、抗がん剤の液がもれてしまったとかで、その

処理を行う必要があったのですが、先生が「私たちは素手では触れ

ないんです」と、おっしゃったとか。


...副作用があって当然ですよね(笑)。



ということで、5クール目の治療のため、入院してまいりました。

もちろん、スタートは体重計。。。

うぅぅ、前回の入院中に計ったときよりも3キロ近くも増えて。。。


きっとまた減る...と信じ、気を取り直して、お部屋へ。

今回は、入院して初めて違うお部屋でした。


...絶対に、部屋を間違える自信がありました。

結果は......予想通り(笑)。



いつものように、手早く身支度をし、おなじみな皆さまにご挨拶。

先生も、「今、○○さんがいるから、会いにいってきて!仲間に

いれてあげてね」って。

...先生に言われなくても、もう、ずーっと仲良しですってば(笑)。


そして、毎度おなじみの蓄尿 スタート。


今回も点滴前に湯たんぽで腕を念入りに温めました。

少しでも良い血管を見つけていただかなくてはなりませんからっ。


......なのに、点滴を刺された場所は、左手の甲。

今回の刺し手(笑)は、名手のM先生ではなくて、4月からいらした先生。


「いい血管、ありませんか?」と私。

「うん。ありませんえねぇ」と先生。


ちょこっと探して見つからなかったのか、「手の甲で行きましょう」と。。。


「あと一回、治療があるのですが」と私。

「大丈夫。右手の甲がありますから(ニヤリ)」と先生。。。



もう、この後、一騒動あったのですよぉ。

これを教訓に、手の甲に刺されるのは、全力で拒否しなくては!!(笑)