こんにちは。
『0円引越』プロデューサーの合田英樹です。
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【激動の1ヶ月編】⑫ あの引越会社が倒産に至るまで
★9月25日 役員、事業部長会議②
○○社長が言うには、以下のようなスケジュールで進むとのことでした。
9月26日に支援企業と最終の打ち合わせ(合意すれば名前を公表する)
※実際は打ち合わせなどというものではなく、懇願しに行っている状況でした。
9月27日に、スポンサー企業の役員会で承認
※支援企業は元々その気などなかったようです
こちらは社長と代理人弁護士、先方が対応したのはただの取締役。
時間切れを狙っていることは明らかでした。
10月中旬に、契約内容確定
※これ以上は希望的観測になってますね(笑)
10月下旬に、事業譲渡の契約を締結
※う~ん。。。
「ほんとうにそれを信じてるのですか?」
「そこまで時間がありますか?」
誰かの一言で会議は紛糾。
社長は退席しそのまま会議には帰ってきませんでした。
その後、残った幹部で事業計画の再立案をしましたが、まとまったかどうか記憶にありません。
まとまったところで意味のない計画になることは誰が見てもわかっていましたから。
その他に金融機関から言われ続けている、
事業所統廃合
管理部門のスリム化
管理職半減…配置転換、リストラ
この期に及んでこんな話をしたところで意味がないのは皆わかっていました。
結局、何も決まらないまま会議はお開きになりました。
そして5日後、
タイムリミットを迎えます。
生き延びる事が出来るのか?
それともこのまま長い歴史を終えてしまうのか?
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今回はここまでです。
次回からは、
生き残りをかけた社長、専務、地方の事業部長の悪あがきが少しずつ表に出て来ます。
経営陣が着々と進めていた【あの計画】が、あの事をきっかけにして発覚します。
さて、○○社長と専務の思惑通りに事が運ぶのか?
ここはもう少し後になります。
読んで下さってありがとうございました。
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