前回の続きです。
③【引越代金を安くする方法は?】
http://ameblo.jp/zeroyenglp/entry-10951390637.html
そこで私がオススメする、もうひとつの方法とは?
もうひとつの方法は、複数社の見積りを取らずに、1社だけで決める方法。
まず引越をお願いしたい会社があるなら、そこだけに電話をして見積りを取ってください。
今はインターネットの普及でいろいろな情報が手に入りますので、
引越の時期や規模(何人家族か?どこまでを引越業者に任せるのか?)で、
だいたいの価格を自分で調べておいてください。
そこからご自分で「この値段なら契約しよう!」って決めておく事です。
でもこれは、見積りに来た営業マンには伝えないでくださいね!
そして見積り当日。
ニコやかな笑顔で営業マンを迎えてあげて下さい。
暑い夏には冷たいお茶でも出してあげて下さい。
そうです!!逆営業です!
そこでこう切り出します。
「○○引越センターさんって、近所では評判なんですよ~」
「ウチもね、値段次第では○○引越センターさんにお願いしたいのだけど…」
(実際に見積り依頼をしてないライバル会社の名前もチラリと伝えます)
どの営業マンも競争を嫌います。
これは500人以上の営業マンを管理してきた私が実感した事です。
トップの営業マンも数字の悪い営業マンもこれだけは変わりません!
楽して数字を上げたいのです。
一日に5~6件の見積りを、相見積り覚悟で回る営業マンにとって、
「もしかしてウチ1社だけで決まるかも」
と思うと、これは絶対にモノにしたいのです。
こうなったらお客さんのペースです。
日程で譲歩できるところは譲歩(土曜日の引越をやめて日曜日にするとか)をし、
引越内容や時間帯は、しっかりと主張し、
呼んでもいない引越業者を「断るから」と言って値段交渉をしてください。
目の前の1件の受注が欲しいため、
営業マンはお客様の味方となって配車係、管理職へ営業の電話をする事でしょう!
「何とかしてあげて下さい。私が担当したご近所のお客様の知り合いの方なんです。」
って具合に(笑)
時には、「誰のために営業してるねん!」って電話で怒る管理職もいるかもしれませんが…
営業マンも上司も人の子です。
少々無理な条件でも、自分の会社で受注できるなら頑張ってくれます。
あとは、お互いに気分良く契約書に印鑑をついてあげればOKです。
営業マンにもイイお客さんとして印象が残ります。
配車係にも一言添えてくれますよ。
「このお客さん、綺麗なトラックとベテランを揃えておいて!」
私が営業の時代は、この一言とともに現場スタッフにも「頼むで!」って伝えていました。
この方法は思った以上に安くイイ引越になる可能性が高いのです。
いかがですか?
相見積を取るばかりが引越料金を抑える方法ではないのです。
少し営業力が必要かもしれませんが、お客さんも引越屋も喜ぶ事になりますよ。
よかったら試してくださいね。
そうそう、引越の営業マンの中にもスーパー営業マンがいます!
こんな営業マンに捕まると、あれよあれよと言う間に契約させられちゃいます(笑)
交渉が上手ではない方がこの方法を使って、こんな営業マンに捕まったら万事休す!
そうではないのです。
こう言って逃げて下さいね。
「今回は会社が引越代金を出してくれますから、勝手には決められません。会社の総務には○○引越センターさんを推してみますから少し待って下さい」
これで逃げ切れる筈ですので!
不定期ですが、これからも時々引越ミニ知識をお伝えします。
HPもご覧下さいね!