５月１日プロアイズさん主催の富士スピードウェイ走行会に行ってきました！
今回は、ゼロマックス南関東店のホームページでも告知を行わなかったので常連さん２組のプライベートサポートとなりました。
２月の走行会はあいにくの雪でしたので、「次回は是非ドライで走りたい！」と言う、お客様からの熱い要望から実現したこの企画でしたが・・・。
残念ながら、雨でした。
しかも、午後はハードなウェット路面。
途中、天候悪化の為赤旗中断でした。
そんな中、富士２度目の挑戦のGRBのA部さんが見せてくれました！
１本目のセミウェット路面で2.20.626秒をマークして前回の走行よりもアップしました。
プロ同乗走行も受けながら着実に速くなってきています。
サーキットの感覚を忘れないように本庄サーキットでの練習も生きてきていると思います。
そして、インプレッサＧＶＦでサーキット２度目の挑戦！
さくGVFさんもプロ同乗走行を申込気合十分です。
途中、エンジンチェックランプが点灯してしまいピットイン、チェックエンジンの付き方から、一度リセットすれば再度走れると判断してチェックエンジンのリセットをさせて頂きました。
その関係でフルで走行できませんでしたが前回の走行より余裕を持った走行が出来ていたと思います。
どちらの車両も、今回TPS Designが開発中のアルミラジエーターを装着しての走行でしたが、狙い通りの冷却も出来て良かったと思います。
やはり、冷却水の容量を抑えている関係でずっと連続周回ができる分けではありませんが、走行風を当てながらのクーリングラップでは一気に冷えるので走行風の抜けは良いのかなと思います。
適度に、クーリングラップを挟みながらアタックする使い方にベストマッチかなと思います。
今回のテスト内容を受けて最終調整してリリースとなるのかな？
さてさて、問題のインプレッサＧＤＡ-Ｆ型です。
ゼロマックス南関東店として、今までハイパーミーティングで走らせていたＧＤＢ-Ｅ型インプレッサからシフトして新しく、ＧＤＡ-Ｆ型インプレッサを始動してシェイクダウンしました。
今回は、基本のポテンシャルを知りたくてお客様から下取りさせて頂いた状態でのアタックでした。
コーナーリングのパフォーマンスは、車重が軽いメリットから今まで作っていたＧＤＢ-Ｅ型と似たようなパフォーマンスがあります。
しかし、直線の伸びは何ともし難い感じがあります。
ノーマルレシオのシフトの繋がりと、ＧＤＡの小さいタービンでは富士スピードウェイの直線で悲しい気持ちになります。
アクセルベタ踏み状態でＥＶＣはワーニングに入る割に遅い。
そんな、状態ではチーフメカニックの澁澤もいたたまれなくなり、２週目の直線でＥＶＣの調整をしながらアタック開始！
そして、３週目のストレートは、ＧＴ-Ｒなどに思いっきり抜かれながらもベタ踏み状態で意地を見せます。
ですが、２週目の調整むなしくパワーアップどころか、パワーダウンして失速。
その後、１コーナー抜けて安全を考えてアウト側の芝生におじゃましました。
そして、３週目にしてドナドナ。
ピットに戻ると、偵察に来ていたレガシィＢＬ5のＳ藤さんに、ニヤニヤしながら「自分も経験あるので大丈夫ですよ。」とはげましの言葉？を頂きながら、メカの澁澤が絶対に配管だ！と言いながらその場でインタークーラーを外してみると・・・。
やっぱり、見事に破裂しています。
破裂した原因を探ると、ＥＶＣからアクチュエーターに行く配管が硬くなり抜けてました。
それにより、一時的にハイブースト状態になってしまいホームストレートでインタークーラー裏の配管が破裂してエンジンストールしてしまったと言う経緯が見て取れます。
あ～あぁ。
今日は３週で終わりかなぁ。
と思っていると、
澁澤が黙々と配管を補修！
２本目は行けますよ！と楽しげです。
サーキットの実践に強いメカで良かったと心強く思いました。
でも、ブーストは0.6ｋ縛りにしときますねぇ～。
今日は、とりあえず富士を楽しみに来たと割り切ります。
それにしても、ローブーストなインプレッサはさすがに遅い。
周りに迷惑をかけないように楽しみました。
ゼロマックス南関東店では、こんな感じで楽しくサーキットデビューを応援しています。
興味のある方は、一緒にサーキットへ行ってみませんか？
トラブル含めて次回へのノウハウになるのとアクシデントも楽しいのがサーキットです！
そもそも、初めてサーキット持ち込んで成績出ちゃったらチューナーの意味が無い。
これで、このＧＤＡはＧＤＢインタークーラーへバージョンアップ決定です。
こんな流用もできるスバルって素敵。
って事で、今日のブログは終わりです。
