DVD Flick はコマンドラインをffmpegに投げて実行させている
そこで、単純にffmpegをAudioのエンコードが速いVer.1221の物に
置き換えてテストしてみたが
結果は思ったようには速くならなかった
ある.aviのソースを5%エンコードするまでに約4分強かかっている
(Ver.1221では同じソースを6分強でエンコードが完了する)
逆にVer.1221にbuild712のffmpegで
実行してみたいのだが
残念ながらVer.1221でまともに実行できる
ffmpegのバージョンはver.1300beta build488 までなのだ
というかVer.1221とVer.1300 build488は同じffmpegなのだ
(サイズと日付がまったく同じだった)
この結果から考えられる事は
エンコードスピードが遅いのはffmpegのせいではなく
DVD Flick がffmpegに与えるコマンドラインか
ffmpegを実行する方法にあると思われるということだ
さらに言えば今のDVD Flick 1300は
Ver.1221に比べAudioのエンコードスピードにおいて
ffmpeg の性能を約1/20しか生かしていないことになる
まったくもったいない話だ
ならばということで
Ver.1221 のffmpegの実行方法を参考に
Ver.1300 のAudioエンコードの高速化が出来るか試してみることにした。
・・・・・・\(^o^)/
試行錯誤した結果わかりました
ffmpegを実行し、Pipe処理でWaitしている時間がVideo用に長く取るようになっていて
Audioのエンコードではffmpegの実行時間に比べWait時間が長すぎて
結果的に10倍、20倍の時間がかかってしまったって事らしい。
どうりでAudioのエンコードではCPU使用率が異常に低かったわけだ
DVD Flick 1300ではWaitした時間の中で
たまにしかエンコードしていなかったわけだから
Audioのエンコードの時CPUは暇こいてたわけだ^^


これでDVDFlickPlus 1300に乗り換えても
エンコードスピードでも問題なく使えるようになった。
(約6分45秒でAudioのエンコードが完了した)
あとはメニュー関係をすこし改造できるか
試してみることにしようと思う
DVD Flick 本家の皆さんには
早くこの事態に気付いて改善されることを願っている。
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追記: バッファサイズとの関係についての補足
その後さらに実験してみたところAudioのエンコードでは
バッファサイズもエンコードスピードに影響するようです
バッファーサイズはVer.1221 では4096、オリジナルのVer.1300 では256でした
Ver.1221と同じのバッファサイズとスリープタイムでは上記のように約6分45秒、
ところがバッファサイズだけ256(オリジナル)で同じ事をすると約20分30秒ほどかりました。
VideoのエンコードではAudioのときよりバッファサイズやスリープタイムに影響されないようです、
しかし、バッファサイズが256(オリジナル)の時はスリープタイムが短いほうがわずかにエンコードが速く、
バッファサイズが4096のときはスリープタイムが長いほう(オリジナル)がエンコードがわずかに速いという逆の結果になった。
したがって、エンコードスピードを速くするには、
少なくともバッファサイズはVer.1221と同じに変更し、
Audio のエンコードの時はスリープタイムを短く、Videoはそのままとする事で、
Video、Audio両方のエンコードスピードは実験した中では最も速くなるようだ。
(少なくとも自分のPC環境ではこれがベストな条件だった)
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Audioエンコード時間短縮版
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(σ ̄- ̄)σ [れいのファイル]
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