2/14と言えば、バレンタインデーを想像しがちですが、実は将門公の命日なのです。

柏市藤ヶ谷の持法院さんなど各地で、供養がある様ですが、残念ながら14日は、仕事の為、今日は、都内の将門関連の神社などを回ろうと思いますおります。

やっぱり、将門関連で【禁足地】八幡の藪知らずをご紹介します。
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実は、近くの葛飾八幡宮さんにも、行って御朱印は、頂いたのですが、随身門が修理中で見れなかったので、再度参拝しようと思っています。

八幡の藪知らずは、市川市役所の斜め前、国道14号(千葉街道)沿いにある小さな森です。
JR八幡駅から、徒歩3分くらいです。
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入ったら出てこれないとか祟りがあるという。
ご覧のとおり、さほど大きくはありません。

色々な伝承がありますので、ご紹介させて頂きます。

●日本武尊の陣屋説
●平良将の墓説
●平将門の墓説
●平将門の家臣の墓所説
当地で、平将門の首を守り続け、泥人形になったと言われている。

●昔の貴人、豪族の墓説

●水戸黄門が入って出てこれなかった説
家臣が止めたにも関わらず、大丈夫だと言って入って行ったが、道に迷い、次々と妖怪に出くわした。  困っていた黄門様の前に、白髪の老人が現れ『戒めを破って中に入るとは、何事か。汝は、貴人であるから、特別に罪は許すが、以後戒めを破ってはならぬ』と言って消えたそうな。
すると、なんとか藪知らずより、出てこれたが、出てきた黄門様の格好は、酷い有り様だったらしいあんぐりうさぎ

水戸黄門、こう言ったエピソードが多いです。
名君なのか迷君なのか、意見が別れるところでありますショックなうさぎ

ちなみに、このエピソードが錦絵となって広がって行きます。

●藪の中央部から、毒ガスが出ている
これは、無いでしょうカナヘイうさぎ
周りには、家が隣接しています。
そうだったら、近隣住民に何らかの影響があるハズです!

●藪に底なし沼がある
中央部が窪地になっている事に由来する。

葛飾八幡宮を最初に勧請(神仏の分霊を他の場所に移して祭る)した神聖な土地だから入っていけない。

平将門(たいらのまさかど)が朝廷軍と戦ったとき、将門軍の鬼門に当たった場所が不知森だった。

平将門平定の折、平貞盛(たいらのさだもり)が八門遁甲(はちもんとんこう=占星術によって吉凶を占い、周囲の人目をくらまし身を隠す妖術)の陣を敷いたが、平定後もここにだけ将門軍の死門(あの世への関門)の一角を残したので、この地に入ると必ず祟りがある。

水戸黄門は、この話を聞いて馬鹿げていると入ったと言われています。

近隣の行徳村の飛び地(入会地)説
地元である八幡の住民は当地に入れないため、このような伝説ができたという説。

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江戸の絵図にも八幡の藪知らずは、描かれています。

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明治の頃の写真

観光名所になってる…。

市川市HPより、拝借させて頂きました。

ミステリースポット八幡の藪知らずでした。